

あなたは

を想像できますか?
これらのプレッシャーに立ち向かっている人の多くは、そのプレッシャーに
自分の人生をかけ続けています。
「失敗したら自分の人生は終わりだ!」
そう思って戦っています。
舞台は違いますが、あなたも日々人生をかけて戦っているはずです。

でもすべてがうまくいくわけではありませんよね。
どれだけ気合を入れて頑張っていても、
空回りしたり、思うように進まなかったり、結果を出せないことがあるはずです。
その原因は、あなたの「メンタル」にあります。
技術や気合いだけでは、人生はうまくいきません。
人間が行うすべての事柄には「メンタルの強さ」が関わっています。
「メンタルさえ強ければ成功する」というわけではありませんが、
メンタルが強くない人は最終的に成功することはできません。
これは「ビジネスの世界」「スポーツの世界」も同じです。
しかし、人の将来の成功に大きく関わる「心の強さ」については
なかなか教わる機会がありません。

そこであなたにお伝えしたいことがあります。

それが、「コーピング」と呼ばれる技術です。
実践コーピングの第一人者・田中ウルヴェ京先生が教える
「コーピングの技術」は、あなたのメンタルを簡単に、そして確実に
強くする技術なのです。
この技術によって


コーピングはアメリカではよく知られていますが、
日本ではほとんど知られていません。

コーピングの技術を使えば、「感情をコントロール」することができ、ストレスに負けない心が作れます。
そしてあなたが持っている実力を100%発揮することができるようになります。
(認知行動療法に基づく技法として高い効果が実証されているので、一流のビジネスパーソン、一流のプロスポーツ選手、オリンピック選手などにも使われています)
コーピングの技術で感情をコントロールすれば、 日常にある「対人関係の苦手意識」「仕事への苦手意識」「あがり症」「不安」「ストレス」「プレッシャー」に強くなります。
そして、あなたが持っている本当の実力を「人間関係」「営業」「試験」「面接」「恋愛」などの様々な場面で発揮することができます。
そう、

実際に、トップビジネスパーソン、現役のオリンピック選手、現役のプロサッカー選手、現役のプロゴルファー選手など、常に大きなプレッシャーやストレスと闘っている多くの人達が実践し、結果を出しています。
コーピングを紹介した、田中ウルヴェ京氏の著書
『「1日30秒」でできる新しい自分の作り方』(小社刊)
はすでに7万部を超えるベストセラーになっています。


を想像できますか?
これらのプレッシャーに立ち向かっている人の多くは、そのプレッシャーに
自分の人生をかけ続けています。
「失敗したら自分の人生は終わりだ!」
そう思って戦っています。
舞台は違いますが、あなたも日々人生をかけて戦っているはずです。

でもすべてがうまくいくわけではありませんよね。
どれだけ気合を入れて頑張っていても、
空回りしたり、思うように進まなかったり、結果を出せないことがあるはずです。
その原因は、あなたの「メンタル」にあります。
技術や気合いだけでは、人生はうまくいきません。
人間が行うすべての事柄には「メンタルの強さ」が関わっています。
「メンタルさえ強ければ成功する」というわけではありませんが、
メンタルが強くない人は最終的に成功することはできません。
これは「ビジネスの世界」「スポーツの世界」も同じです。
しかし、人の将来の成功に大きく関わる「心の強さ」については
なかなか教わる機会がありません。

そこであなたにお伝えしたいことがあります。

それが、「コーピング」と呼ばれる技術です。
実践コーピングの第一人者・田中ウルヴェ京先生が教える
「コーピングの技術」は、あなたのメンタルを簡単に、そして確実に
強くする技術なのです。
この技術によって


コーピングはアメリカではよく知られていますが、
日本ではほとんど知られていません。

コーピングの技術を使えば、「感情をコントロール」することができ、ストレスに負けない心が作れます。
そしてあなたが持っている実力を100%発揮することができるようになります。
(認知行動療法に基づく技法として高い効果が実証されているので、一流のビジネスパーソン、一流のプロスポーツ選手、オリンピック選手などにも使われています)
コーピングの技術で感情をコントロールすれば、 日常にある「対人関係の苦手意識」「仕事への苦手意識」「あがり症」「不安」「ストレス」「プレッシャー」に強くなります。
そして、あなたが持っている本当の実力を「人間関係」「営業」「試験」「面接」「恋愛」などの様々な場面で発揮することができます。
そう、

実際に、トップビジネスパーソン、現役のオリンピック選手、現役のプロサッカー選手、現役のプロゴルファー選手など、常に大きなプレッシャーやストレスと闘っている多くの人達が実践し、結果を出しています。
コーピングを紹介した、田中ウルヴェ京氏の著書
『「1日30秒」でできる新しい自分の作り方』(小社刊)
はすでに7万部を超えるベストセラーになっています。

・コーピングのすぐに実感できる効果に驚きました。心理技法と聞いていたので、難しく考えていましたが、私でもすぐにできるようになりました。人と話すのが苦手だったのですが、人前に立って話すことが驚くほど怖くなくなりました。
(40代/男性・会社役員)
(40代/男性・会社役員)
・自分のタイプに合ったセルフトークを指導してくれるので、大変ためになりました。私はイライラ型でしたが、田中先生のコーピングを実践するようになってから、自分の感情に振り回されず、仕事ができるようになりました。
(30代/女性・会社員)
(30代/女性・会社員)
・セルフトークの重要さが特に印象的でした。自分が普段どんなことをセルフトークしているかを調べて、変えていきたいと思いました。
(24歳/男性・学生)
(24歳/男性・学生)
・ストレスを感じたときに、どのように考えて対処すべきかがわかった。ストレスもピークパフォーマンスのゾーンに、もっていけばよくなることがわかった。
(33歳/男性・サービス業)
(33歳/男性・サービス業)
・くよくよしたりイライラするのは、感情のコントロールができていないからだと気付きました。コーピングを実践してからくよくよしたりイライラする回数が激減しました。ありがとうございます。
(30代/男性)
(30代/男性)


さらにコーピングは、

の皆様など、
職種・仕事・プライベート・時間的状況などを全く選ばない、誰でも簡単にでき、誰でも身につけられるる心理技法なのです。
しかも、その技術を今回、1988年ソウルオリンピックの銅メダリストであり、 現在はオリンピック選手・プロゴルファー・Jリーガー・ビジネスパーソンへ向け、
第一線での指導をしている、日本での実践コーピングの第一人者、田中ウルヴェ京先生に指導して頂きます。(詳しいプロフィールは下記へ)
職種・仕事・プライベート・時間的状況などを全く選ばない、誰でも簡単にでき、誰でも身につけられるる心理技法なのです。
しかも、その技術を今回、1988年ソウルオリンピックの銅メダリストであり、 現在はオリンピック選手・プロゴルファー・Jリーガー・ビジネスパーソンへ向け、
第一線での指導をしている、日本での実践コーピングの第一人者、田中ウルヴェ京先生に指導して頂きます。(詳しいプロフィールは下記へ)

1. ストレスコーピングとは?
2. ストレスとは?
3. あなたは自分と何を話す? 〜セルフトークとは?〜
4. 「べき思考」の人のためのセルフトーク
5. 「自分を低く評価する」人のためのセルフトーク
6. 「過去にクヨクヨする」人のためのセルフトーク
7. 「未来にモンモンとする」人のためのセルフトーク
8. 「他人の心を読心する」人のためのセルフトーク
9. 「完璧主義思考タイプ」の人のためのセルフトーク
10. 評価に対するコーピング 〜セルフトーク実践編〜
11. 緊急事態!! あなたはどうする? 〜緊急対処としてのストレスコーピング〜
12. 究極のストレスコーピング

このCDをお買い上げの方、先着500名様に限り特別に、
田中先生からのメールサポートをプレゼントいたします。
CDを聞いた人のためだけに教える、
コーピングを使って、日々のストレスとどううまく付き合っていけばよいのか、など
「コーピングの実践トレーニング習慣化」にまつわるお話をしていただく予定です。
今だけの、このサポートメールを活用して、
コーピングを実践的に身につけてください。
そしてどんな状況でも揺るがない心の強さを作ってください。

田中ウルヴェ京(Miyako Tanaka-Oulevey)1967年東京生まれ。
聖心女子学院高等科を経て、日本大学在学中に88年ソウル五輪シンクロデュエットで銅メダル獲得。
91年より渡米、
米国カリフォルニア州セントメリーズ大学大学院健康・
体育・リクリエーション学部修士課程修了。
99年からは米国アーゴジー心理専門大学院にて、認知行動療法、スポーツカウンセリングを学び、2000年米国サンディエゴ大学院にて、パフォーマンスエンハンスメント、アスレティックリタイヤメントを学んだ。
89年〜99年日本ナショナルチームコーチ、アメリカ五輪ヘッドコーチアシスタント、フランスナショナルチーム招待コーチなどを歴任。
現在、
日本大学医学部社会医学講座公衆衛生学部門講師 、
日本オリンピック委員会(JOC)情報医科学専門委員会科学サポート部会メンバー、国際水泳連盟アスリート委員、
日本スポーツ精神医学会評議委員、
笹川スポーツ財団評議委員、
国際応用スポーツ心理学会会員、
日本スポーツ心理学会会員、日本スポーツ心理学会認定スポーツメンタルトレーニング指導士、
文部科学省独立行政法人評価委員会臨時委員 、
経済産業省地域自律・民間活用型キャリア教育プロジェクト委員、
財団法人日本障害者スポーツ協会科学委員会委員、
日本スポーツ精神医学会評議委員、
独立行政法人日本スポーツ振興センタースポーツ振興事業助成審査委員会委員。
2002年起業。(株)MJコンテス取締役として6事業部、社員20余名の経営に携わる傍ら、メンタルトレーナーとして、オリンピック選手、Jリーグ、女子プロゴルフなどのプロスポーツ選手から広く一般までメンタルトレーニングやキャリアプランニングを指導。企業研修、講演は年間200を数える。
フリーマガジン「エキリーブル発行人」。『「1日30秒」でできる新しい自分の作り方』はベストセラーとなり、ほか、著書訳書多数。夫はフランス人、二児の母。
東京・白金台にあるコーピングインスティテュートhttp://www.coping.jp/
総合監修者。【公式HP】http://miyako.mjcomtesse.com/
【公式ブログ】http://ameblo.jp/miyako-land/
追伸;最後に、田中先生をさらにしっていただくために、先生のストーリーをご紹介します。
私は、じつは、何を隠そう、自分自身が、それはそれは最低なストレスの持ち主でした。
もう20年も前。私は、1988年ソウルオリンピックの
シンクロナイズドスイミングという競技のデュエットで銅メダルを獲得。
当時21歳。
シンクロに没頭していた時期に後悔は何一つありません。
恩師やライバルに恵まれ素晴らしい結果を残すこともできました。
当時を振り返ると、いわゆる「何かに死ぬ気になって没頭する」
「なにがなんでも勝ち取る」といった「根性」、
あるいは「勝負への執着心」という意味での精神力は、生半可なものではなかったとも思います。
ただ、ここ15年以上、心理学を専門として学んでいくに従い、
自分の選手時代の精神力について振り返ると、
それは、非常に硬く締め付けるようなガチガチの精神力だったがゆえに、
もろく折れやすいものだったのだと分析するようになりました。
言い換えれば、心理的なバランス能力に欠けていたということです。
本書でも随所でふれていますが、心にはバランスが不可欠です。
そのバランスが少しでも悪いと、どんな逆境にも敏感に反応してしまって、
自分をマイナススパイラルに陥れてしまいます。
バランスとは何か。
簡単に言ってしまえば、天秤の片方に「自分のことを客観的に見られる」という「自己客観力」、
もう片方に「内なる自分を掘り下げる」ことのできる「自己内省力」、
そして、その右と左のお皿をいつも均等に保つことのできる「自分という軸」を持ち続けるということです。
これができていない人間は、まさに永遠にストレスに苦しんでしまいます。
天秤の土台がやわく細かったり、右と左の釣り合いがとっても悪ければ、
当然、外的な刺激に耐えられないわけです。
具体的に、それはどういう人間か。自分を例にして説明しましょう。
私は1988年のソウルオリンピックで銅メダルを取って、現役を引退。
そして、引退後の数年間は、やたらと有名人扱いをしてもらえて、世間からチヤホヤしてもらい、
「自分は偉い人間なんだー!」と勝手に思いこむ勘違い期間を過ごします。
そして3年くらい経った頃、ふと気づきます。周囲の様子が今までと違うことを。
外を歩いていても以前のように自分のまわりに人だかりができません。
電車に乗っても「あ、田中さんだね」とコソコソ話をしてもらえません。
「おかしい。自分がメダリストだってことは変わらないのに。
なぜ他人の反応が変わっていくんだ」
周囲の変化にビクビクしているからこそ、なおさらその外的環境にイライラしました。
ソウルオリンピックから3年後。次のバルセロナオリンピックを翌年に迎えた頃。
とどめは、ある新聞社からの取材依頼でした。
「田中さんにどうしても取材をさせていただきたいのですが」
内心ホッとする自分。
「なんだ、私だって、まだまだやれるじゃない」
しかし、その取材テーマに愕然とします。
テーマは「あの人は今」。
なんで自分が「あの人は今」なんだ。
あれに出ている人物は、みんな過去に活躍したとかいう「終わっている人」じゃないか。怒りと屈辱感。
そして、徐々に怒りが失望に変わります。
「そうか、自分は終わった人間なんだ」
でも、そんな弱まっている自分を表に出すなんて、プライドが許さない。
「自分は幸せなんだ」
「自分は成功者なんだ」
と必死にボロボロになっている自分に鎧を着せ始めます。
鎧がどんどん重くなり、心は空虚、身体も体調を崩します。
当時は、シンクロの後進指導という名誉なキャリアをいただいていたのに、
結局、自分という軸をしっかりと作った状態での人生選択ではなかったから、
何もかも与えていただいていることの恩恵の意味がわからず、すべてが受動的になっていました。
ある日、何もかもが面倒になります。
「このまま生きていては恥ずかしい」
「今、死ねば、悲劇のメダリストとしてかっこいいのではないか」
(当時の自分にタイムスリップできるなら、私は、自分に向かって
「ばーか、誰もおまえのことなんて見てねーよ」とボロクソに言ってやりたいです……。)
何時間もJRの電車のホームで「飛び込めたら、もうラクになるのかなあ」と立っていたことがありました。
まさに自己客観力のなさと自分軸のなさでボロボロになっていたのです。
そして転機。24歳の時。
日本オリンピック委員会の海外コーチ研修制度で、アメリカ留学に行きます。
そして合計6年近くのアメリカ留学中、
3つの大学院でスポーツ心理学を基本に、コーチング学、認知行動療法、
引退という節目においてのストレス対処法であるキャリアトランジションなどを専門に学びます。
2001年に帰国。
アメリカ留学中には、慣れない英語の日々に始まり、自信喪失と挫折の日々であったにもかかわらず、 日本に帰ってきた自分は、また勘違いをします。
「五輪メダリストで、アメリカの大学院で心理を勉強してきた人なんて、そうそういるもんじゃない。
メダルを取った実績もあり、机上の理論も学んできた自分は、素晴らしいコンサルタントになれる!」と
勘違いしました。
まさに、自己内省はそこそこできていても、自己客観力のない典型の「勘違い人間」です。
私は、帰国早々、スポーツや文化人を扱っているエージェントや
プロダクションに自分を売り込みにいきました。
「自分はこんなに素晴らしい人間です。」
しかし、誰にもどこにも相手にされなかったのです。
ニコニコして「素晴らしいですね、それでは後ほどご連絡をします」と言いながら
永遠に連絡をいただけない場合がほとんどでしたが、ある場所では現実を教えてくれました。
「田中さん、正直言いますけどね、みっともないんですよ。あなたはもう過去の人でしょう。
メダル取ったって一体何年前ですか。アメリカで心理を勉強したのは偉いですけどね、
しょせんもう30歳も超えたあなたには何の商品価値も見えないんですよね。」
さすがに落ち込んで、泣きながら選手時代にお世話になったメディアの方々の名刺を片手に、
連絡を取りはじめました。
ほぼ最後の方に見つけた名刺が、
その当時、エンターテインメントの仕事をしていた中川準子のもの。
現在経営している会社の共同経営者の名刺でした。
中川だけが、自分の話を最後まで聞いてくれました。
2002年、現在の会社の前身である「田中・中川事務所」を設立。
当時から、中川の口癖は
「京ちゃんはメディア的に考えれば、墓場に入っちゃった過去の人だからね。
墓場から出てくるには、相当コツコツやっていかないとね」 でした。
そして、当時から常に、私に真剣に向き合ってくれ、
どんなに言いにくいことも伝えてくれ、私の自己客観力の構築をしてくれました。
2003年に(株)MJコンテスに名称変更。
6事業部、正社員20余名の会社は軌道に乗り始めました。
様々な逆境や失敗や挫折はありましたが、どうにかこうにかここまで来ました。
自分の人生を振り返り、今、思うことは様々です。
人は悩むことで、堕ちることで、初めて成長するようです。
人は、本当の自信喪失ができて、初めて、「自分とは」を真剣に考えるようです。
人は失敗して、いえ、失敗と感じられることで初めて成長するようです。
どうも悩むことが深ければ深いほど、
そして、失敗が痛ければ痛いほど、まるで崖から落ち込んだかのように、
深い深い谷底に落ちきることができるようです。
当然、落ち込んでいる時は、谷底ですから。暗いです。
何も見えないかもしれません。
まさに八方ふさがりにしか見えないでしょう。
恐いし、不安だし、谷底なんですから、将来なんて見えないでしょう。
そこに居続けることは苦悩です。
ではどうするか。
解決は一つなんです。
そこで立ち止まらず、そこで座り込まず。
ヨイショ、と自分に声をかけて。
谷底から登り始めるしかないのです。
涙で顔がぐちゃぐちゃになりながらでも。
ボロボロの傷だらけでも。
そして、すこーしずつ、日差しの当たる位置まであがってくると、今度は次の難関に突入します。
谷底から這い上がってきた自分という人間の、まあ、なんと汚らしいこと。なんと傷だらけなこと。
あ、他人様に、こんな傷だらけの自分を見せるのはかっこわるい、
みっともない、プライドが許さない……。
そんな気持ちがよぎると、ふと後ずさりして、もとの谷底に隠れてしまいたくなることもあるでしょう。
そこで、踏ん張るのが第2段階です。
「いやー、谷底でボロボロになりましてねー」
「ああ、すみません、オレ、汚くて。」
他人にどう思われてもいい、自分の力で、登り始めるのです。バカみたいに必死に。
そして、地道に。
すると、見えてきます。新しい世界が。
なんだ、こんなに気持ちのいい世界があるんじゃないか、と。
そして、そんな時に、改めて、自分の身体を見直すと。
いつのまにか、傷だらけだった身体には、しっかりと鍛え抜かれた筋肉ができ、
皮膚がしっかりと分厚く強靱になっていて。
その身体に比例するかのように、勇ましい心が育っているのです。
今、もしもあなたが何かに悩んでいらっしゃるのであれば。
あなたは、「すでに悩んでいる」「悩めている」ということだけで、すごいのです!
世間には皆さんのように「悩むことができない」人間がいます。
「悩むことすらできずに、自分の欠点にすら直視できずに、何でも他人のせいにして、
自分の弱さを見て見ぬふりしている沢山の空威張り人間」よりも、
あなたは、うーんと、うーんと、心が強いから、悩めているのです!
もしも今、谷底にいるような気分なのであれば。
キーワードは、「がんばらない!」です。
どうぞ、がんばらないでください。
頑張ると無駄な力が入りすぎて、登る時に力を使い過ぎてしまいます。
「ゆっくりと、適当に、少しずつ」です。
たった1日30秒。されどその蓄積は大きいはずです。
誰のためでもなく。かけがえのない世界でたった一人の自分のために。
最後に死ぬ直前に、「自分の人生、けっこうイケたんじゃない」と自己満足できるために。
がんばんないで。
あせらないで。一歩ずつ一歩ずつ。
沢山失敗しながら。
がんばんないでがんばりましょう。

私は、じつは、何を隠そう、自分自身が、それはそれは最低なストレスの持ち主でした。
もう20年も前。私は、1988年ソウルオリンピックの
シンクロナイズドスイミングという競技のデュエットで銅メダルを獲得。
当時21歳。
シンクロに没頭していた時期に後悔は何一つありません。
恩師やライバルに恵まれ素晴らしい結果を残すこともできました。
当時を振り返ると、いわゆる「何かに死ぬ気になって没頭する」
「なにがなんでも勝ち取る」といった「根性」、
あるいは「勝負への執着心」という意味での精神力は、生半可なものではなかったとも思います。
ただ、ここ15年以上、心理学を専門として学んでいくに従い、
自分の選手時代の精神力について振り返ると、
それは、非常に硬く締め付けるようなガチガチの精神力だったがゆえに、
もろく折れやすいものだったのだと分析するようになりました。
言い換えれば、心理的なバランス能力に欠けていたということです。
本書でも随所でふれていますが、心にはバランスが不可欠です。
そのバランスが少しでも悪いと、どんな逆境にも敏感に反応してしまって、
自分をマイナススパイラルに陥れてしまいます。
バランスとは何か。
簡単に言ってしまえば、天秤の片方に「自分のことを客観的に見られる」という「自己客観力」、
もう片方に「内なる自分を掘り下げる」ことのできる「自己内省力」、
そして、その右と左のお皿をいつも均等に保つことのできる「自分という軸」を持ち続けるということです。
これができていない人間は、まさに永遠にストレスに苦しんでしまいます。
天秤の土台がやわく細かったり、右と左の釣り合いがとっても悪ければ、
当然、外的な刺激に耐えられないわけです。
具体的に、それはどういう人間か。自分を例にして説明しましょう。
私は1988年のソウルオリンピックで銅メダルを取って、現役を引退。
そして、引退後の数年間は、やたらと有名人扱いをしてもらえて、世間からチヤホヤしてもらい、
「自分は偉い人間なんだー!」と勝手に思いこむ勘違い期間を過ごします。
そして3年くらい経った頃、ふと気づきます。周囲の様子が今までと違うことを。
外を歩いていても以前のように自分のまわりに人だかりができません。
電車に乗っても「あ、田中さんだね」とコソコソ話をしてもらえません。
「おかしい。自分がメダリストだってことは変わらないのに。
なぜ他人の反応が変わっていくんだ」
周囲の変化にビクビクしているからこそ、なおさらその外的環境にイライラしました。
ソウルオリンピックから3年後。次のバルセロナオリンピックを翌年に迎えた頃。
とどめは、ある新聞社からの取材依頼でした。
「田中さんにどうしても取材をさせていただきたいのですが」
内心ホッとする自分。
「なんだ、私だって、まだまだやれるじゃない」
しかし、その取材テーマに愕然とします。
テーマは「あの人は今」。
なんで自分が「あの人は今」なんだ。
あれに出ている人物は、みんな過去に活躍したとかいう「終わっている人」じゃないか。怒りと屈辱感。
そして、徐々に怒りが失望に変わります。
「そうか、自分は終わった人間なんだ」
でも、そんな弱まっている自分を表に出すなんて、プライドが許さない。
「自分は幸せなんだ」
「自分は成功者なんだ」
と必死にボロボロになっている自分に鎧を着せ始めます。
鎧がどんどん重くなり、心は空虚、身体も体調を崩します。
当時は、シンクロの後進指導という名誉なキャリアをいただいていたのに、
結局、自分という軸をしっかりと作った状態での人生選択ではなかったから、
何もかも与えていただいていることの恩恵の意味がわからず、すべてが受動的になっていました。
ある日、何もかもが面倒になります。
「このまま生きていては恥ずかしい」
「今、死ねば、悲劇のメダリストとしてかっこいいのではないか」
(当時の自分にタイムスリップできるなら、私は、自分に向かって
「ばーか、誰もおまえのことなんて見てねーよ」とボロクソに言ってやりたいです……。)
何時間もJRの電車のホームで「飛び込めたら、もうラクになるのかなあ」と立っていたことがありました。
まさに自己客観力のなさと自分軸のなさでボロボロになっていたのです。
そして転機。24歳の時。
日本オリンピック委員会の海外コーチ研修制度で、アメリカ留学に行きます。
そして合計6年近くのアメリカ留学中、
3つの大学院でスポーツ心理学を基本に、コーチング学、認知行動療法、
引退という節目においてのストレス対処法であるキャリアトランジションなどを専門に学びます。
2001年に帰国。
アメリカ留学中には、慣れない英語の日々に始まり、自信喪失と挫折の日々であったにもかかわらず、 日本に帰ってきた自分は、また勘違いをします。
「五輪メダリストで、アメリカの大学院で心理を勉強してきた人なんて、そうそういるもんじゃない。
メダルを取った実績もあり、机上の理論も学んできた自分は、素晴らしいコンサルタントになれる!」と
勘違いしました。
まさに、自己内省はそこそこできていても、自己客観力のない典型の「勘違い人間」です。
私は、帰国早々、スポーツや文化人を扱っているエージェントや
プロダクションに自分を売り込みにいきました。
「自分はこんなに素晴らしい人間です。」
しかし、誰にもどこにも相手にされなかったのです。
ニコニコして「素晴らしいですね、それでは後ほどご連絡をします」と言いながら
永遠に連絡をいただけない場合がほとんどでしたが、ある場所では現実を教えてくれました。
「田中さん、正直言いますけどね、みっともないんですよ。あなたはもう過去の人でしょう。
メダル取ったって一体何年前ですか。アメリカで心理を勉強したのは偉いですけどね、
しょせんもう30歳も超えたあなたには何の商品価値も見えないんですよね。」
さすがに落ち込んで、泣きながら選手時代にお世話になったメディアの方々の名刺を片手に、
連絡を取りはじめました。
ほぼ最後の方に見つけた名刺が、
その当時、エンターテインメントの仕事をしていた中川準子のもの。
現在経営している会社の共同経営者の名刺でした。
中川だけが、自分の話を最後まで聞いてくれました。
2002年、現在の会社の前身である「田中・中川事務所」を設立。
当時から、中川の口癖は
「京ちゃんはメディア的に考えれば、墓場に入っちゃった過去の人だからね。
墓場から出てくるには、相当コツコツやっていかないとね」 でした。
そして、当時から常に、私に真剣に向き合ってくれ、
どんなに言いにくいことも伝えてくれ、私の自己客観力の構築をしてくれました。
2003年に(株)MJコンテスに名称変更。
6事業部、正社員20余名の会社は軌道に乗り始めました。
様々な逆境や失敗や挫折はありましたが、どうにかこうにかここまで来ました。
自分の人生を振り返り、今、思うことは様々です。
人は悩むことで、堕ちることで、初めて成長するようです。
人は、本当の自信喪失ができて、初めて、「自分とは」を真剣に考えるようです。
人は失敗して、いえ、失敗と感じられることで初めて成長するようです。
どうも悩むことが深ければ深いほど、
そして、失敗が痛ければ痛いほど、まるで崖から落ち込んだかのように、
深い深い谷底に落ちきることができるようです。
当然、落ち込んでいる時は、谷底ですから。暗いです。
何も見えないかもしれません。
まさに八方ふさがりにしか見えないでしょう。
恐いし、不安だし、谷底なんですから、将来なんて見えないでしょう。
そこに居続けることは苦悩です。
ではどうするか。
解決は一つなんです。
そこで立ち止まらず、そこで座り込まず。
ヨイショ、と自分に声をかけて。
谷底から登り始めるしかないのです。
涙で顔がぐちゃぐちゃになりながらでも。
ボロボロの傷だらけでも。
そして、すこーしずつ、日差しの当たる位置まであがってくると、今度は次の難関に突入します。
谷底から這い上がってきた自分という人間の、まあ、なんと汚らしいこと。なんと傷だらけなこと。
あ、他人様に、こんな傷だらけの自分を見せるのはかっこわるい、
みっともない、プライドが許さない……。
そんな気持ちがよぎると、ふと後ずさりして、もとの谷底に隠れてしまいたくなることもあるでしょう。
そこで、踏ん張るのが第2段階です。
「いやー、谷底でボロボロになりましてねー」
「ああ、すみません、オレ、汚くて。」
他人にどう思われてもいい、自分の力で、登り始めるのです。バカみたいに必死に。
そして、地道に。
すると、見えてきます。新しい世界が。
なんだ、こんなに気持ちのいい世界があるんじゃないか、と。
そして、そんな時に、改めて、自分の身体を見直すと。
いつのまにか、傷だらけだった身体には、しっかりと鍛え抜かれた筋肉ができ、
皮膚がしっかりと分厚く強靱になっていて。
その身体に比例するかのように、勇ましい心が育っているのです。
今、もしもあなたが何かに悩んでいらっしゃるのであれば。
あなたは、「すでに悩んでいる」「悩めている」ということだけで、すごいのです!
世間には皆さんのように「悩むことができない」人間がいます。
「悩むことすらできずに、自分の欠点にすら直視できずに、何でも他人のせいにして、
自分の弱さを見て見ぬふりしている沢山の空威張り人間」よりも、
あなたは、うーんと、うーんと、心が強いから、悩めているのです!
もしも今、谷底にいるような気分なのであれば。
キーワードは、「がんばらない!」です。
どうぞ、がんばらないでください。
頑張ると無駄な力が入りすぎて、登る時に力を使い過ぎてしまいます。
「ゆっくりと、適当に、少しずつ」です。
たった1日30秒。されどその蓄積は大きいはずです。
誰のためでもなく。かけがえのない世界でたった一人の自分のために。
最後に死ぬ直前に、「自分の人生、けっこうイケたんじゃない」と自己満足できるために。
がんばんないで。
あせらないで。一歩ずつ一歩ずつ。
沢山失敗しながら。
がんばんないでがんばりましょう。


