本書の内容

実は、英語の本ではありません!

このページにきていただき、ありがとうございます。

もしも、あなたがまったく英語に興味がなくても、
少しだけこの先をお読みください。
なぜなら、

   「英語が苦手な人ほど効果がある」方法

が、本書には書かれているからです。


たとえ、あなたがまったく英語に興味がなくても、
きっと、今より良い人生を送りたいと思っているはずです。

「仕事」「恋愛」「人間関係」「勉強」「ダイエット」
「お金」「就職・転職」「夢」「目標達成」
…など、

きっと、今より良い方向に持っていきたいことは、
いろいろあることでしょう。

そこで、『「心のブレーキ」の外し方』『コールドリーディング』…など、
累計250万部の人気セラピスト・石井裕之が、

   今まで明かしてこなかった最強の心理セラピー

を公開します。

そう、それが「英語アファメーション」なのです!
      (↑簡単な英文なので安心してください!)

だから・・・

日本語では「心のブレーキ」は外せない!その理由とは?

正直、この心理セラピーが日本で受け入れられるかは、
わかりません!
しかし、

    間違いなく強力な方法

であることは間違いありません!
だから、ここまでページを読んで、
興味を少しでも興味を持っていただいた方だけでもいいので、
本書を読んでみてください!

では、なぜ、日本語ではダメなのでしょうか?

その理由は「意識」「潜在意識」の関係を理解すればわかります。

私たちは普段、日本語で物事を考えたりしています。
つまり、日本語を聞くと、どうしても頭で考えてしまうように
習慣づけられているのです。

だから、どんなに日本語でアファメーションや暗示を唱えても、
絶対に「潜在意識」には届かないのです!

しかし、あなたの行動の97%は「潜在意識」が支配しています。

あなたがなかなか「理想の自分」に近づけないのは、
「潜在意識」が邪魔をしているからなのです。

つまり、「潜在意識」を変えないと、人生は変わらないのです!

そこで効くのが「英語アファメーション」なのです!
       (↑簡単な英文なので安心してください!)

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「まえがき」と「第1章」をお読みください

はじめに

はじめに

 ひとことで言うと、本書は、

 感情をコントロールし、モチベーションをアップさせ、夢や目標を実現できる心を磨くためのアファメーションの本

 なのです。

 いきなり「アファメーション」という言葉が出てきましたが、

 アファメーションとは、「私にはデキる!」というような、自分を肯定する自己暗示のこと

 です。
 あなたも、面接やプレゼンの前などに、「大丈夫。落ち着いていこう!」と自分で自分に言い聞かせたりすることがあるはずです。
 まさにあれが、アファメーションなのです。

 そして、「アファメーションをあえて英語でやってみよう!」というのが本書の提案です。英語で表現することで、実は、アファメーションの効果がグンと高まるのです。

 しかも、本書が提唱する「英語アファメーション」は、

 英語が苦手な人にほど効果があって、

 さらに、

 実践するのもとっても簡単で、一日わずか1分間でいい

 のです。

 さて、もし、ちょっとでも興味をもっていただけたなら、どうぞ、この「はじめに」だけでも最後まで読んでみてください。

♪なぜ、「英語でアファメーション」なのか?

 いわゆる「成功者」たちの中には、英語を使いこなす人がとても多い。そのことに、あなたも気づいていると思います。
 英語ができれば、幅広い情報にリアルタイムでアクセスできます。まだ日本では知られていないような情報を、いち早くキャッチできます。
 たしかに、それは重要なことに違いありません。

 しかし、彼らは、もっと大切なことを知っているのです。
 それは、

 本質的に重要なのは、情報を集めることよりも、感情のコントロール

 ということです。
 このことを否定する成功者はひとりもいないはずです。
 感情をコントロールしたり、自分のモチベーションを上げたりできなければ、どんなに有用な情報をどれほどスピーディにゲットしたとしても、そもそもその情報を活かすことができないからです。

 もちろん、ビジネスに限ったことではありません。
 日常の人間関係や恋愛においても、自分を励ましたり、落ち込んだ気持ちを持ち上げたりすることがどれだけ大切かということは、あなたも知っているはずです。

 そして、成功者たちは、自分の経験を通じて、

 アファメーションに英語を使えば、効果的にモチベーションをアップさせることができる

 ということに気づいているのです。

 感情をコントロールし、自分を肯定したり、励ましたり、モチベーションを上げたりするためのアファメーションを表現するとき、日本語よりも、英語でやったほうがダンゼン効果的なのです(その理由については第3章で詳しく解説します)。

 それこそが、「成功者」たちが英語にこだわる本当の理由なのです。

 「う〜ん、でも、だったら、英語が母国語のアメリカ人やイギリス人は、みんなが成功してなきゃおかしいんじゃないのかなあ?」という疑問が出てくるかもしれません。
 しかし、必ずしもそうとは言えません。なぜなら、

 英語を母国語としない日本人が英語のアファメーションを活用するからこそ、よりパワフルな効果が期待できる

 という面があるからです(これについても第3章で詳しく解説します)。

♪「英語アファメーション」は英語が苦手な人にほど効果絶大!

 英語を使ってバリバリと活躍する人たちを見て、

 「でも、あんなふうに英語を使いこなすことなんか、私にはとてもできそうもない……」

 と思ってしまうことがあるかもしれません。
 「英語は苦手だし、いまさら勉強するのもなあ……」と諦めてしまっている人もいるかもしれません。

 しかし、まずはそのマインドから変えてみてください。
 「自分には無理だ」ではなくて、「あんなふうに英語が使えるようになれたらいいなあ」と考えてみてほしいのです。
 その「憧れる気持ち」こそが、アファメーションの第一歩だからです。

 ためしに、本書をパラパラとめくってみてください。

 「英語でアファメーションを実践する」といっても、圧倒されるような長文英語はひとつも出てきません。短い文章が少し出てくるだけ。難しい単語だってほとんどありません。
 むしろ、「え、これだけ?」と、拍子抜けしてしまったり、心もとない感じを受けてしまう人もいることでしょう。

 パソコンやケータイなどを買ったとき、「じっくりマニュアルを勉強してから使おう」と思う人は少ないでしょう? 箱から出したら、さっそく自分なりにちょっとした簡単な操作をやってみるはずです。それがうまく動いたときに、新しいパソコンなりケータイなりが身近に感じられ、だからこそマニュアルを読んでも、すっと入ってくる。新しい機能について勉強しようという気にもなる。

 それと同じことで、暗記するだけでも大変な長くて難しい英文をたくさん頭に詰め込んだところで、とうてい、「自分の言葉をしゃべっている」という気分になんかなれません。
 しかし、英語でアファメーションを実践するためには、簡単で身近な英文を「自分の言葉として」、つまり、「自分の心の表現として」話してみるということが何よりも重要なのです。
 「言葉」というのは、本来、そういうものです。「自分の思いを表現する」のが言葉なのです。

 「英語をしゃべる」と考えると気おくれしてしまう人も、「自分の思いを英語で表現する」と考えてみれば、ちょっとワクワクしませんか?
 もちろん、本書を読んだだけで「苦手だった英語がペラペラになる」などというような魔法は期待できません。
 しかし、「英語なんて、ちょっとハードルが高い気がする」という人にほど、あえて、本書が提唱する「英語アファメーション」に挑戦してもらいたいのです。なぜなら、

 英語を使ったアファメーションは、英語が苦手な人にほど効果がある

 からです(その理由については第3章で解説します)。

 「英語アファメーション」によって、感情をコントロールし、モチベーションをアップさせ、夢や目標を実現するための自分の心を磨くことができる。
 しかも、「英語アファメーション」は、英語が苦手な人にほど効果がある。
 さらに、「英語アファメーション」を実践するのはとっても簡単で、一日わずか1分間でいい。

 ……だとしたら、チャレンジしてみない理由があるでしょうか?

 「でも、英語はともかくとして、アファメーションとか潜在意識とか、そんな心理学みたいな知識がないからなあ……」と二の足を踏んでいる人もいるかもしれません。

 そこで、まず第1章では、英語のことはひとまず置いておいて、「アファメーションとはいったい何なのか?」という話からスタートしましょう。

 どうぞ、最後までお付き合いください!

第1章 アファメーションとは「自分を信じる力」を鍛えるテクニックのこと

♪なぜ、あの人に財布を預けても安心なのか?

 ちょっと考えてみてください。
 自分の財布を、(家族以外の)誰かに預けなくてはいけない。仮に、そんな状況になったとします。財布には、お金だけではなくて、クレジットカードや保険証や運転免許証など、大切なものがたくさん入っています。

 あなたはそれを「誰に」預けますか?

 恋人や親友かもしれない。あるいは信頼している上司かもしれません。安心して任せられる人をひとり思い浮かべてみてください。

 ……思い浮かべましたか?

 では、

 その人に預けても大丈夫だと思った「理由」はなんでしょうか?

 「あの人なら大丈夫だ」と思った自分の心の動きを、振り返ってじっくり考えてみてください。そして、感じてみてください。なぜ、「あの人なら安心だ」と思えたのでしょうか?

 「経験から言える。預かったものを盗むような人ではない」と、あなたは言うかもしれません。
 しかし、経験というのは常に「過去」の経験です。「未来の経験」というものは存在しません。
 たしかに、その人は、これまでとても正直で誠実な人でした。あなたのことを心から大切にしてくれる人でした。でも、もしかすると、いま、ものすごくお金に困っていて、誰にも相談できずに自分を追い詰めてしまっているかもしれない。それでつい魔がさして……ということだって、絶対にあり得ないこととは言い切れません。

 それでも、あなたは信じることができます。

 「理屈はそうかもしれないけど、やっぱりあの人が私の財布を盗んだりするようなことは考えられない」と確信できるはずです。私が、「論理的には、その人を信じていい根拠などどこにもない」といくら主張しても、あなたの信頼は揺らがないはずです。
 その人はあなたを裏切ることはない。それは、あなたにとって、あらゆる理屈を超えて自明のことです。
 私たちが信じるとき、それは、何かもっともな「理由」があるから信じるのではありません。かといって、「経験」を通して信じるのでもありません。なぜなら、人生には、出会ったばかりの人を心から信じられることだってあるからです。
 理論上は、たしかに騙される可能性もあるでしょう。でも、そういうこととは違う次元で、私たちは信じ合えるのです。

 理屈や経験などとは関係なく、当たり前のように「そうだ」と思える状態。

 それが、「信じる」ということです。

♪アファメーションとは「信じる力」を鍛えるテクニック

 では、

 あなたは、自分自身のことも、そんなふうに「理屈や経験を超えて信じてあげている」でしょうか?

 「私には、成功できる理由なんかひとつもない」
 「ずっと失敗ばっかりしてきたから、夢や目標なんかもったって失望するだけだ」
 「成績が悪いから、進学なんてできっこないよ」
 「人脈が少ないから、起業したって成功できるはずがない」
 「私なんて、いいところがひとつもないから、恋人なんかできないに決まっている」

 ……などと、何かもっともらしい「理由」を根拠に、自信が揺らいでしまうことがあるのではないでしょうか? いままでの「経験」をもとに、自分の将来に見切りをつけてしまっているところがないでしょうか?
 しかし、先ほどの財布の例でおわかりいただいたように、私たちは、理屈や経験を超えて「信じる」ことができるのです。

 あなたは、自分を信じてあげているでしょうか?

 「あの人に財布を預けても大丈夫だ」と、あなたは、何の疑いもなくそう思えたのです。それと同じ気持ちになれれば、自分のことだって、もっと信じてあげられるのではないでしょうか?
 理屈や経験に関係なく、

 「私にはデキるんだ!」と、当たり前のように信じられる。

 そういう心の状態をいつでも作り出せるようになれたら、本当に素晴らしいことだと思いませんか?
 そんなふうに、

 理屈や経験を超えて自分を信じられる心を作ることこそが、「アファメーション」の目的

 なのです。

♪心のブレーキ

 ダイエットしようと決めたとたん、無性にケーキが食べたくなってくる。
 試験勉強をするために本を開くと、どうしたわけか、試験とはぜんぜん関係のない小説を読みたくなる。
 付き合いはじめた恋人との関係が親密になってきたと思ったら、なぜか急に意地悪なことを言ったり、相手を傷つけるような行動をして、自ら関係を台なしにしてしまう。

 ……似たような経験は、あなたにもあるはずです。

 私たちの心は、こんなふうに矛盾してしまうことがあります。いや、矛盾していることのほうが多いかもしれません。
 いったい、なぜなのでしょうか?

 それは、「あなたの心がバランスを取ろうとするから」です。
 心には、ふだん意識している心(意識)のほかに、もっと深いところで動いているもうひとつの心(潜在意識)があります。
 この「意識」と「潜在意識」というふたつの心が、お互いにバランスをとろうとするのです。
 だから、

 あなたの「意識」が変化・成長しようとすると、あなたの「潜在意識」は元の自分に引っ張り戻そうとする

 ということが起こりうるのです。

 とは言っても、潜在意識はあなたの邪魔をしたいのではありません。それどころか、むしろあなたを守ろうとしてくれているのです。
 たとえば、子供が何か冒険をしようとすると、お母さんは、「危ないから止めておきなさい」と心配するものです。その子のことを誰よりも大切に思うが故です。
 それと同じで、潜在意識は、あなたを危険な目に遭わせたくない。だから、
 潜在意識は、「いままでのあなた」を維持することで、あなたを守ろうとする

 のです。
 あなたが何か新しいことをはじめようとすると、潜在意識は、その反対の方向の心を発動させる。
 意識がダイエットしようとすると、潜在意識は太りやすいものを食べさせようという方向へあなたを誘う。
 意識が成績を上げようと努力すれば、潜在意識は勉強をさせまいとする。
 意識が恋人との関係を深めようとすると、潜在意識はそれを壊そうとすらしてくるのです。

 「健康的な体形を維持するのはいいことだし、勉強することだって大切なことだし、愛を深めていくのだって素敵なことに決まっているじゃない! 潜在意識にだってそのくらいのことはわかりそうなものじゃない?」

 とあなたは思うかもしれません。
 もちろん、あなたの言うとおりです。

 しかし、それは意識レベルの価値観であって、潜在意識にとっては、ダイエットしないよりもしたほうがいいとか、成績は現状のままよりも上がったほうがいいに決まっているとか、停滞するよりも愛を育んでいくことのほうが素晴らしいことだとか、そういう区別はまったくないのです。
 どんなに太っていても、少なくとも、「昨日までと同じように太っている」のです。
 どんなに成績が悪くても、「いままでと同じように成績が悪い」のです。
 どんなに恋人との間に心の距離があっても、「これまでと同じように距離がある」のです。
 だから、潜在意識は安心なのです。

 意識も現状に満足しているのなら、問題はありません。しかし、意識が成長しようと思ったとき、何か新しいことにチャレンジしようと思ったとき、この潜在意識の「親心」が足かせになってしまうことがあるのです。

 貧乏な人の潜在意識は、いつも貧乏でいようとする。
 ひとりぼっちで寂しい人の潜在意識は、いつもひとりぼっちでいようとする。
 病気がちの人の潜在意識は、いつも病気でいようとする。

 ……こんなことでは、でも、やっぱり困ってしまいますね。

 潜在意識のこの働きのことを、「現状維持メカニズム」、あるいはもっと簡単に、「心のブレーキ」と私は呼んでいます。
 なりたい自分に成長し、夢や目標を実現するためには、この「心のブレーキ」を外さなくてはなりません。

 「心のブレーキ」を解除して自分を成長させるためのノウハウについては、ベストセラーとなった拙著『「心のブレーキ」の外し方』(フォレスト出版)の中で詳しく解説しましたので、ここでは繰り返しませんが、ひとことで言ってしまえば、

 成長しても大丈夫なんだということを潜在意識に納得させ、安心させてあげればいい

 ということにつきます。

 「ああ、自分はダイエットしても大丈夫なんだ」
 「勉強して成績がよくなってもOKなんだ」
 「恋愛関係が深まっていっても怖いことなんかないんだ」

 ……と、潜在意識を安心させてあげればいいのです。

 「お金持ちになってもいいんだ」
 「健康になってもいいんだ」
 「みんなと仲良くしたっていいんだ」
 「しあわせになってもいいんだ」
 「もっと人生を楽しんだっていいんだ」

 ……そんなことは意識にとっては当たり前のことだけれども、潜在意識には、それを「ちゃんと」わからせてあげないといけないのです。
 そのためのもっともパワフルなテクニックが、「アファメーション」です。

 つまり、

 アファメーションとは、潜在意識を安心させて、新しい自分に成長することに協力してもらうための言葉

 だと言えるわけです。

 では、どうしたらそのような「アファメーション」を効果的に活用することができるのか?

 その具体的な方法について、次章で解説したいと思います。

目次

はじめに
第1章 アファメーションとは
    「自分を信じる力」を鍛えるテクニックのこと
第2章 アファメーションの基本ルール
第3章 なぜ、アファメーションは
    日本語よりも英語のほうが効果的なのか?
第4章 英語が苦手でもフェイク・イット!
    英語アファメーションで気持ちを盛り上げよう!
ケース別アファメーション
第5章 「英語アファメーション日記」で
    さらにパワーアップ!
おわりに
アファメーション一覧

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