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  • 経営の神様、松下幸之助氏の最後の弟子として23年間、そばで仕えた著者が親族のためだけにつくった本から、経営者にとって必要なエッセンスを取り出し編集したのが、この本です。130篇あるなかから75篇にまとめましたが、それでも352ページあります(原本は624ページ)。内容は“経営の鉄則”と名の付く通り、松下DNAそのもの。また、松下氏と著者との知られざるエピソードも貴重です。コロナ禍で苦しむ経営者へ著者が叱咤激励するとともに、エールを贈ります。この状況下のなか、松下氏がご存命なら何を言うのか、著者がそれを伝えているのかもしれません。

    稲川

    POSTED BY稲川

    松下幸之助のそばで23年間仕えた最後の弟子が綴る松下DNA

    松下幸之助の最後の弟子にして、元PHP研究所の代表取締役、その後も参議院議員などを歴任した著者が、松下幸之助の経営哲学を語ります。

    本書は松下幸之助の経営の考え方をベースに、コロナ禍で苦しむ経営者に、「どんなに苦しくても、必ず夜明けが来る」というメッセージがちりばめられています。

    松下幸之助は、どんな困難にあっても社員を守り抜きました。2年間利益がなくても、社員の給料が払えるほどの内部留保を築き上げたのも、「社長一人(いちにん)の責任」「人間、偉大なる存在」という「人間大事」の哲学が根底にあったからです。

    そんな、人間・松下幸之助の言葉をじかに聞き、言葉ではなく、その心を理解しようとしてきた著者は、PHP研究所在職時においても、30年以上、増収増益を続け、師の教えを守り続けました。そして、苦しい時ほど松下幸之助の哲学知ってほしいと、この本にまとめました。

    著者のメッセージは、「災禍の時には開き直れ!そして収束後に、誰よりも先に飛び出せるようにせよ!」。

    経営者、ビジネスパーソンにとって、「経営を考える」「仕事を考える」「自分を、いまを考える」ヒントが詰まった1冊です。



    経営の神様、松下幸之助が存命なら、いま何を言うのだろうか?

    本書のなかで、著者は松下幸之助のことを、こう語っています。

    「松下幸之助は『人間、偉大な存在』という『人間観』を、二十数年間、考え続けた。1971年77歳で、この考えをまとめ終えたとき、『もう、死んでもいい』と呟いた。

    彼のすべての行動・思考は、この『人間、偉大な存在』という人間観を土台として築かれ、また、ここから発している。ゆえに、『松下幸之助』を論ずるなら、この『人間を考える』の本源である『人間観』を感得し、理解しなければならない。でなければ、まるで、『土台なき高層ビルの如き論』となるは必定である」

    著者が松下幸之助の「人間観」を考え続けるなかで、さまざまな言葉を投げかけられます。

    「きみは、経営者として失格や」
    「わしの言う通りにやるんやったら、君は要らん」
    「きみは、社員の家族の命を考えて、経営をしていないのか」
    「会社が300人の頃が、いっとう、楽しかったな」
    「こけたら、立ちなはれ!」
    「何事も、出来ん、と考えたらあかんな」
    「センス、判断力、度胸」
    「鳴かぬなら それもまたよし ほととぎす」
    「わしや。いや、別に用事は、ないんやけどな」……。

    松下幸之助から言葉を投げかけられるたびに、師の心を考え行動し続けた著者。その1つひとつの言葉が、いまのあなたの経営にも生かされるかもしれません。

    経営とは何か。
    経営者とは何か。

    そんな問いに答えながら、本書を読んでいただければと思います。



    目次

    はじめに

    第1章 困難にあっても経営理念は揺るがず
    「こけたら、立ちなはれ!」
    人間としての責任を全うする
    野火焼けど尽きず春風吹いて又生ず
    今日為すべきことを今日為すこと
    がんばれ!経営者!必ず朝が来る!
    「何事も、出来ん、と考えたらあかんな」
    戦後の困難に比べたら、今の経営者は負けるわけにはいかない
    受け止め方しだいで時代は良きものへと変わる
    今こそ世の為、人の為の経営を
    災禍を乗り越えるための『私説・立正安国論』
    最後は命を懸ける者が時代を変える

    第2章 経営者は哲学がなければならない
    松下幸之助の考えは空疎な哲学か
    経営者に必要な三つの素質
    経営者にとって必要な「先見力」と「対応力」
    商売は、正売である
    松下幸之助の思想の根本にある人間道
    経営能力のない者は去るのみ
    「心を許して遊ぶ者は、経営者たる資格がない」
    「滅私奉公」より、「活私奉公」
    今、この瞬間を生きることの大切さ
    〝命懸け〟という経営の覚悟があるか
    経営を知ったかぶっても恥をかくだけ
    あなたの会社には「夢・目標・感謝・誇り」があるか
    経営者が、その会社の「社風」をつくる
    時には経営者一人で進む覚悟も必要
    必ず3割の人の批判を受ける
    経営者は社員を信じるべきか否か
    時代の変化を捉えて経営に生かすセンス
    役員後の居座りは迷惑

    第3章 言葉ではなく心を読み取る
    「会社が300人の頃が、いっとう、楽しかったな」
    何事も基本を疎かにするべからず
    仕事を処理するコツは、3Jにあり
    経営者が持つべき3種類の社員
    「人間、偉大な存在」という人間観
    人を思いやる「ひと言」の大切さ
    思い出す、松下幸之助さんの言葉のいくつか
    商い冥利
    真夜中、早朝の電話で話したこと、あれこれ
    代で勝負をかけることが、その後の成功に繋がる
    「わしが悪かった」
    「さんづけ呼称」で、社内の風通しが良くなることはない
    松下幸之助さんの最期の言葉
    松下哲学の根本は「人間大事」である

    第4章 松下幸之助の「経営知」を知る
    「きみは、経営者として失格や」
    「生きた経営」こそ真の経営
    「きみは、社員の家族の命を考えて、経営をしていないのか」
    仕事は、人間的成長をするための手段であって、目的ではない
    本当の「日本的経営の三種の神器」
    「わしの言う通りにやるんやったら、きみは要らん」
    自分一人だけが勝つという考えで商売はうまくいかない
    「自分」を捨てて、「他人」の意見を取り入れてはいけない
    日本化する力こそが経営の知恵
    ほめるばかりでは、人は育たない
    一時的な穴埋めで、安易に労働力を考えるべからず
    同族会社が知っておくべき心得
    経営の神様の「女房評」
    愛されるべき人に共通した5項目
    嫉妬は、こんがり狐色に焼くことが肝要
    昭和の経営者は古いのか
    「変えてはならないもの」と「変えなければならないもの」
    経営は道楽、困難も道楽

    第5章 良き指導者は己おのれを律するを知る
    指導者に求められる「徳」とはなにか
    台湾で伝えた松下経営のDNA
    指導者のあるべき姿と恩田木工
    対立しつつ調和する、日本人の楕円の思考
    みずからを律する
    組織は知識や理屈だけで動くものではない
    安岡正篤の「六中観」
    他人と比較して己れを評価するは愚かなこと
    環境が人をつくり、人を育てる
    企業が第一に守るべきは、法律ではない
    人は「心の化粧」が大事
    人を弄べば、徳を失う
    「ならぬことは、ならぬものです」
    ありのままで救われる
    我、事において後悔せず
    人生は、分厚い辞書を一枚一枚めくるようなものである

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