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  • 昨年、ある書籍を担当したことをきっかけに、スマホのバーコード決済を使いはじめ、今でもほとんどの買い物に使うようになりました。あまりに快適で、ほとんど現金を使わずに生活をしています。ですから、今回、徳岡先生から本書の企画をご提案いただいたとき、「もっと多くの人にキャッシュレス決済のことを知って、使ってもらいたい」と思い、二つ返事でお引き受けしました。ところが、フィンテックの最前線にいる房社長に、「お金のデジタル化」に関する詳しいレクチャーを受け、実は「世界経済のルール策定をめぐるテクノロジー戦争」であるという知りました。「お金のデジタル化」はビジネスの世界のみならず、私たちの生活全般を大きく変えることは間違いありません。本書をお読みいただき、「未来の世界がどうなるのか?」をいち早く知っていただけると幸いです。

    貝瀬

    POSTED BY貝瀬

    未来のビジネスと生活は「お金のデジタル化」で一変する!
    世界の最新動向と新しい世界で生き残るためのヒントを大公開!

    最近、新聞でたびたび取り上げられている「お金のデジタル化」。
    これが実現すると
    私たちのビジネスや生活はどんな変化が起きるでしょうか?

    ざっと挙げるだけでも次のような変化があります。

    ◎ビジネスにおける決済の速度が上がりコストが激減する
    ◎リスクマネーが完全に見える化されるため、金融ショックが起きにくくなる
    ◎現金を流通させるためのコスト(窓口、ATM)がなくなる
    ◎現金輸送車がなくなり、CO2排出削減につながる
    ◎クレジットカードがなくなり、海洋プラチック汚染が緩和される
    ◎現金の手渡しがなくなることで、感染リスクが激減する
    ◎銀行口座を持てない人たちも金融サービスを利用できるようになる
    ◎セキュリティ技術を医療などほかの分野に転用できる

    ただし、実現までには乗り越えるべき
    さまざまなハードルがあります。

    その中でも特に重要なことが、
    絶対にハッキングされないセキュリティ技術の確立と
    デジタルマネーの運用に関する国際的な「ルール形成」の2つです。

    どこかの国が、この2つの分野で主導権を握ったら
    その国は間違いなく世界最強の国家になるでしょう。

    まだどの国も決定打を打ち出していない今
    日本が主導権を握ることも夢ではありません。
    そのためには何をしなければならないのか?

    まず、国家レベルの戦略と日本人全員の意識改革が必要です。

    □文系教育重視から脱却し、STEM人材の育成を強化する
    □作戦・戦術レベルではなく、戦略・ルール形成の視点を持つ
    □短期的な成果を追わず、壮大な理想を描き長期的な視野を持つ
    □政府・民間を問わず、意思決定・決断のスピードを上げる
    □能力の高い人材・起業に積極的に投資してイノベーションを促進する

    本書では、
    世界最強レベルのセキュリティ技術を誇る
    フィンテックベンチャーのCEOである房広治さんと
    日本で唯一のルール形成戦略機関の研究者で大学教授の徳岡晃一郎さんが
    今の世界で起きている「お金のデジタル化」をめぐるテクノロジーの最新動向と
    日本企業・ビジネスパーソンがグローバルなビジネス環境で戦うために必要な
    考え方ととるべき戦略を大公開しています。

    完全にデジタルマネー化した未来のビジネスで生き残るための
    最新情報とヒントがいっぱいに詰まった1冊です。



    気になる本書の内容

    本書の内容は以下のとおりです。

    はじめに
    ――「お金のデジタル化」は世界のルールを書き換えるビッグチャンス 房広治
    ――今こそ日本企業のイノベーション・パワーを解き放て 徳岡晃一郎

    第1章 人類史上の最大の変化「お金のデジタル化」
    ◎「お金のデジタル化」はデジタルトランスフォーメーションの本丸 ◎DX社会を実現するために欠かせない2つの要素
    ◎パンデミックが世界のDX化を加速させた
    ◎「お金のデジタル化」はすべての分野のデジタル化につながる
    ◎今はまだあいまいな「お金のデジタル化」
    ◎「デジタル化」の定義が不透明な今こそ日本のチャンス
    ◎キャッシュレスのルーツは日本の技術
    ◎世界初のモバイル決済は「おサイフケータイ」
    ◎スウェーデンとケニアの「お金のデジタル化」
    ◎世界最先端のキャッシュレス国家、中国のビジョン
    ◎お金がデジタル化すると、社会はどう変わるのか?
    ◎お金が見える化されて、リスクが限りなく下がる
    ◎果たして日本は先進国として生き残れるのか?

    第2章 次世代の世界覇権の主戦場は「お金の新ルール」
    ◎「デジタルマネー戦争」はリーダーシップの争い
    ◎アメリカの覇権を支えるドル本位制
    ◎ドル本位制に挑戦した円とユーロ
    ◎着々と進む「人民元経済圏」構築の動き
    ◎デジタル人民元が世界経済の覇権を握る日
    ◎イノベーションにお金をまわせる国が勝ち残る
    ◎イノベーションの芽を摘み取る日本の体質
    ◎お金をめぐる技術開発競争のカギはセキュリティにあり
    ◎ハッカーが量子コンピュータを手に入れたら?
    ◎セキュリティはテクノロジーだけでは成立しない
    ◎デジタルIDがハッカーを駆逐する
    ◎「IT監視社会」を回避しつつ個人情報を保護するには

    第3章 今すぐに解決すべき日本のウィークポイント
    ◎「専門家」が本来の役割を果たしていない日
    ◎なぜキャッシュレス化を進める必要があるのか
    ◎世界最強のフィンテックサービス「アリペイ」
    ◎ビジネスの目利きができない日本の金融マン
    ◎ビットコイン、ブロックチェーンのセキュリティレベルは、実は高くない
    ◎量子コンピュータの登場で現在のセキュリティ技術が通用しなくなる
    ◎世界的な技術トレンドはもはやスパコンではない
    ◎安全保障は軍事から経済・バイオに軸足を移している
    ◎ワクチン開発競争に乗り遅れたうえ、接種ももたつく
    ◎日本のウィークポイントの根本原因は何か?
    ◎〈コラム〉GVEが開発したグローバルID化をベースにしたデジタルプラットフォーム

    第4章 日本が生き残るためにグローバル企業の発想法を知る
    ◎4つのS ――シナリオ思考、スピード、セキュリティ、サイエンス
    ◎シナリオ思考 ――理想を描き長期的な視野を持つ
    ・MBA思考だけでは生き残れない
    ・テスラが電気自動車で目指す未来
    ・イーロン・マスク氏の宇宙戦略
    ・ウォークマン、iモードの進化形を実現したアップル
    ・アマゾンにあって楽天にはないものは?
    ・後発のAWSが日本企業のクラウドサービスを駆逐した理由
    ◎スピード ――意思決定と責任
    ・テレビにしがみついた電通、ネットに集中したグーグル
    ・なぜトヨタはテスラとの提携を解消したのか?
    ◎セキュリティ ――スケール感や自分と相手の立ち位置の認識
    ・なぜアップルはセキュリティに膨大な投資をするのか?
    ◎サイエンス ――STEMから生まれる世界の流れに対する認
    ・「いい車づくり」にこだわるトヨタ、利用状況を追求するテスラ
    ・STEM教育がイノベーションに直結する
    ◎「4つのS」の成功例 ――新型コロナウイルスのワクチン開発
    ・ワクチン承認がわずか11カ月に短縮された理由
    ・「4つのS」を持たない日本
    ・お金のデジタル化における「4つのS」とは?

    第5章 日本の未来は「イノベーターシップ」にかかっている
    ◎ルール形成「4つのS」を通じて新しい世界を創るためのツール
    新たな未来を創っていく力量 ――イノベーターシップ
    イノベーターシップとルール形成
    イノベーター型リーダーシップの輩出 ――オックスフォード大学の例
    教育学びつづけることと文理の融合
    日本の未来は「イノベーターシップ」にかかっている

    おわりに ――デジタルマネー世界到来前夜のルール形成を主導するために

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