投資に怖いイメージがあり
最初の一歩を踏み出せない人にとって最適!
すでにインデックス投資を始めている人には
目からウロコの実践教科書!
本書は投資のプロでもないフツーのサラリーマンが
徹底した個人投資家の目線で
血と汗と涙に滲んだ15年の投資経験をもとに
プロに負けない、いや、プロと互角以上に戦える
インデックス投資の始め方から終わらせ方(!)まで
世界一わかりやすく解説しました。
インデックス投資って?
インデックス投資とは・・・
世界中に分散したインデックスファンドを積立投資して長期保有するものです。
日本では最近話題の投資法ですが、じつはアメリカでは家庭の主婦でもあたりまえに知っている世界標準のスタンダードな投資法でした(!)。
2017年現在、わたしたちの公的年金を運用する日本最大級の機関投資家であるGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の運用資金145兆円のうち、77%を占める112兆円がインデックス運用されています。
しかも
投資方法はほったらかして寝かせるだけ!
では、なんでそんな庶民にもハードルの低い投資法なのに、広く知られていないのか?
理由はカンタン。
銀行や証券会社が
儲からない投資法だからです。
ところが、実際のところは・・・
- 日本にいながらにして、ほとんど手間をかけずに、遠い海の向こうの米国からヨーロッパ、アジアまで世界中に投資できる
- その投資成績は、米国の金融の中心であるウォール街の金融のプロたちの大半を打ち負かしている
・・・・と聞いたら、あなたは驚かれますか?
インデックス投資の
長期実践者が少ない理由
しかし、インデックス投資で儲けた人の話を、あまり聞いたことがないはずです。
株で儲けて家を建てた人の話や、不動産投資で大儲けした人の話は、テレビや雑誌で見聞きしたことがあるのに(反対に、大損した人の話もよく見聞きすると思いますが……)。
それもそのはず。
日本にはインデックス投資の長期実践者がまだほとんどいません。
なぜなら、日本でマトモなインデックス投資ができるようになってかたら、まだ10年も経っていないからです。
金融のプロには書けない!
出口戦略まで解説!
本書『お金は寝かせて増やしなさい』は、インデックス投資家のバイブル的ブログ「梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー」著者の水瀬ケンイチさんが、15年間にわたる投資経験をもとに書かれた本です。
超人気ブログの約13年、3000件を超える記事の重要部分、エッセンスを凝縮しました。
ロクなインデックスファンドがなかったインデックス投資の国内黎明期から実践する個人投資家だからこそ書ける内容なのです。
※金融のプロには書けない内容です。
100年に一度のリーマンショック、1000年に一度の東日本大震災をくぐり抜けてきたインデックス投資の先駆者だからこそ伝えられる超・実践ノウハウを初公開しました。
とくに「第6章 貴重情報!インデックス投資の終わらせ方」は、世の投資本にはほとんどない「インデックス投資の出口戦略」を解説した内容として、発売後、インターネットを中心に話題となっています。
なかなかこの投資法の出口戦略に言及されている書籍はありません。なぜなら、出口戦略とはつまり、投資マネーを切り崩すことになるので、とうぜん金融機関は嫌がるからです。
でも結局のところ、われわれはお金を増やすのがゴールではありません。その増やしたお金でどうやって豊かに暮らしていくかが本来の目的です。
ところで、アメリカで1801年に株式投資した1ドルは200年後いくらになったと思いますか?
10倍? 100倍?
いいえ・・・なんと70万倍です!
この間、2回の世界大戦、世界的な大恐慌が起こっているにもかかわらず、100年、200年のスパンでみると、株式市場はずっと右肩上がりなのです。
まさに「お金は寝かせて」こそ「増える」わけです。
始めるのはカンタンだけど
続けるのは意外と難しい
お金を寝かせて運用するだけなので、インデックス投資は始めるのはカンタン。
でも、実際やってみると、続けることが実は難しいのです。
でも大丈夫!
水瀬さんが、「100年に一度」といわれたリーマン・ショックや
「1000年に一度」といわれた東日本大震災の大暴落のさなか、
どのような気持ちで過ごし、どのように考えて投資を継続したのか。
本書には、投資を継続するためのヒントが盛りだくさんです。
たとえば、「どうしても売りたくなった時にふれるべき言葉①~③」、
「売らずに我慢するテクニック①~④」など、暴落時の実践的なノウハウが収録されています。
マンガも入っていて
初心者にもわかりやすい!
『お金は寝かせて増やしなさい』
プロローグ全文公開中!
プロローグ
私がたどり着いた「寝かせてお金を増やす方法」
ガラガラ......ピッシャーン!
そのとき、私は雷に打たれたような気がしました。
当時20代後半だった私は、某IT企業の中堅社員。自社製品の販売企画の仕事が正念場を迎えていて、連日、夜遅くまで残業が続いていました。
一方で、私はコンビニで買ったマネー雑誌を読んで、投資に手を出していました。
マネー雑誌におすすめと書いてあった会社の株は、理由もわからぬまま値下がりを続けていました。
気になる......気になる......。
仕事をしていても、どうしても株のことが気になってしまいます。いちだんと株価が下がったとき、私はどうにもこうにも恐ろしくなってしまい、上司の目を盗んでト イレにかけこみました。ポケットからケータイを取り出して、証券会社のウェブサイ トから株を売却。「まただ。また損をしてしまった......」と暗い気持ちになりました。
しかし、反省している暇などありません。なぜなら、明日の朝イチのミーティング までに、販売企画の資料を仕上げなくてはならないからです。私は腕まくりをしてパ ソコンに向かい、パワーポイントを開いて資料作成の続きにとりかかります。画面の すみに小さく、ヤフーファイナンスの株価チャートとニュースを表示しながら......。
ある日曜日。仕事と投資で疲れた頭をかかえて途方にくれていた私は、図書館に立ち寄りました。そこで、手に取った本を1ページ読んで、私は雷に打たれたような気がしました。そこにはこう書かれていたのです。
担当編集者より
こんにちは。
『お金は寝かせて増やしなさい』担当編集者のTです。
このたびは特設ページにお立ち寄りいただき、ありがとうございます。
私事ながら、現在わたしには3歳になる娘がいます。
2017年現在、わたしは43歳。ということは・・・娘が成人した17年後、もう自分は60代に突入しています(汗)。
娘は今は保育園に通っていますが、ゆくゆく小学校、中学校、高校、大学……と、いったいこの先いくらお金がかかるのか。さらにいえば、自分が死んだときに、いくら娘に財産(と呼べるほどのもの)を残せるのか・・・・・・?
・・・はなはだ自信がありません。
3年前、子どもを授かった喜びと同時に生まれた、大いなる不安でした。
そんななかで知ったのが「インデックス投資」でした。
わたしも多くの方々と同じく「投資はリスクがあって怖い」「金融の知識がないとカモられる」と信じていました。
でも、銀行に貯金を預けているだけでは、金利がつかないどころか、マイナス金利ですから、実質的にはどんどんお金の価値が目減りして貧乏になるのは目に見えています。
とある著者さんの影響で不動産投資に関心を持った時期もありました。ただ、不動産投資は初期投資費用がデカいし、物件の知識も必要だし、実際に現地に出向いて投資物件を調査したり……「なんだか面倒だな」と思い、そのうち興味を失ってしまいました。
そんなある日、毎月の給料から積み立てて、あとはほったらかして寝かせておくだけでいい「インデックス投資」という投資法があるらしいと知ったのです。
しかも世界的にはスタンダードな投資法で、日本の年金を運用するGPIFの運用額の大半もインデックス運用だというじゃないですか!
・・・と、そんな経緯で生まれたのが本書『お金は寝かせて増やしなさい』です。
水瀬さんから最初の原稿をいただいたとき、編集者の立場ではなく、「父親」の立場で貪るように読んだことをここに告白します(そして、楽天証券に口座を開きました笑)。
インデックス投資は短期的な一発逆転のギャンブルはできませんが、10年後、20年後の資産形成をにらんで、みなさんも今から始めてみませんか。
コツコツ地道に続ける中で、本書『お金は寝かせて増やしなさい』があなたの強力な伴走者となることでしょう。
全国のみなさんにこの本を届けたいと願います。