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ここ数年の傾向として、(コロナ禍の影響も加わり)ジェンダーやさまざまな価値観が二分、多様化していることを体感します。「多様性の時代」と呼ばれるそんな今、自分とは異なる意見をはねつけたり、頑として受け入れなかったりする態度は人と人の対立を深めるだけ。受け入れがたいものを受け入れなくとも、「いったん受けとめる」ことはできるのではないか。そんなささやかな問題意識から生まれた企画です。
POSTED BY寺崎
View More「いったん受けとめる」
みなさん、こんなことはありませんか?
それだけで人生はうまくいく
◎会議の席で部下から建設的な意見が出てこない。
◎友達と食事の約束をしても、なかなか行き先が決まらない。
◎子どもに「週末どこに行きたい?」と聞いても、「どこでもいい」の一言で終わってしまう。
・・・ささいなことにように思えるかもしれません。
でも、こうした状況を放っておくと、大きな問題に発展しかねません。
なぜでしょうか?
会議で建設的な意見が出なくなれば、指示待ち社員ばかりになってしまいます。友達との食事の約束がスムーズに決まらなければ、そのうち付き合い自体がおっくうになり、疎遠になってしまうかもしれません。子どもが自分の意見を言わなくなれば、将来、夢や希望を持てない大人になってしまうかもしれません。
これらの問題の根底には、実は共通点があります。
それは・・・あなたが相手の気持ちを「受けとめていない」ということ。
もう一度思い出してください。
問題が起こる前、こんなことはありませんでしたか?
◎部下が会議で提案したのに「いいんだけどさ……」と否定してしまった。
◎友達が和食の店を提案したのに「イタリアンがいい」と否定してしまった。
◎子どもが遊園地に行きたいと言ったのに「混んでいるから」と否定してしまった。
受け答えをした方は否定したつもりはなかったでしょう。でも、言われた方は「自分の気持ちを受けとめてくれなかった」「否定された」と感じてしまうのです。
こうしたことが続くと、そのうち「どうせ言っても受けとめてくれない」と思い、何も言わなくなってしまう……という悪循環の結果が、冒頭の「小さいけれど、放っておけないトラブル」の芽を生んでしまうのです。
現代の人々のコミュニケーションを妨げている最大の障壁が、この「受けとめていない」という態度にあります。
では、どうすればいいのでしょうか?
答えはシンプルです。
それは・・・「いったん受けとめる」ことです。
「いったん受けとめる態度」はアメリカの心理学者カール・ロジャースが提唱した「受容」という概念に基づいています。相手を否定せず、評価もしない。そうすることで、相手の安心感、話しやすさ、信頼を引きだすことができるようになります。
具体的なやり方は簡単。
× Yes but(うん、でも……)
○ Yes and(いいね、だったら……)
この「Yes and」という接続詞を使って会話を進めていくだけです。
一見単純なテクニックですが、これを身につけるだけで、人生は劇的に変わります。
変化の激しい時代を生き抜くには、異なる意見や主張をいったん受けとめることで、新たなアイデアをビジネスチャンスに育てていかなければなりません。もちろん、これはビジネスの世界だけの話ではありません。家庭や友人関係など、プライベートな場面でも、この習慣は円満な人間関係を築くうえで大きな力を発揮します。
購入者限定無料特典
「Yes and」が楽しく使えるようになる「andフレーズ集」(PDF)
「いったん受けとめる」の習慣化は、繰り返しの練習によって身につきます。そこで本書でご紹介した「Yes andカード」で用いる「andフレーズ集」を特別にご用意いたしました。空気を吸うように「Yes and」が実践できるようになるまで、日常生活のあらゆるシーンで活用してみてください。
※無料プレゼントは、お客様ご自身で別途お申し込みが必要です。
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小冊子などをお送りするものではございません。
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