あなたが成功を目指すとき
重要なのは……
お金?
アイデア?
経験や知識?
どれも間違いです
それよりもなによりも
「誰とやるか」が、
はるかに重要。
ただし、その実行はとても難しく、
ノウハウは共有されていない。
- 「あの人は人を見る目がある」
- 「自分は人を見る目がない」
こんな言い方をよくするだろう。
人の見極めは……(組織であれば)その後の社運を、
(個人であれば)ひとりひとりの人生を左右するほどの
大きな影響を与えかねない、とても大事なアクションだ。
ところが、
多くの人が、それを
経験則や勘に頼っている。
そんな「人を見る目」は
鍛えることができるのか?
『経営×人材の超プロが教える 人を選ぶ技術』の著者であり
100社以上、5000人超のグローバルカンパニーの
トップマネジメントの目利きをしてきた
最上級ヘッドハンターは断言する。
「人を見る目」はサイエンスであり
トレーニングすることができる、と。
なぜ、そんなことができるのか?
『人を選ぶ技術』著者の小野壮彦氏は
熾烈なヘッドハンティングの現場を担ってきた
世界的な経営人材コンサルティングファーム「エゴンゼンダー」で
約10年間にわたって、人を見るための技術を鍛え上げ
最高職位である“パートナー”にまで上り詰めた人物だ。
そこではグローバル企業の後継者選び、
次代を担う経営幹部の人選から
年間数億円を稼ぐトップクラスのプレーヤーたちの
「人選び」まで任されてきた。
だから当然、失敗は許されない。
実績は十分だったのですが、まさかここまで御社で活躍できないとは。……見る目がなかったです。

これでは済まされないのだ。
だからこそ、ハイエンドのヘッドハンターたちは、人を見る目を徹底的に鍛える。したがって、そのためのトレーニングメソッドもしっかりと確立している。
【人を選ぶ技術の基本】
すべての人間はざっくり4タイプに分けられる

縦軸が「人としての優劣」、横軸が「人としての害の有無」。
それぞれ、人として「優秀」か「平凡」か、周囲に対して「無害」か「有害」かで分ける。
この4象限が“人を選ぶ技術”の基本である。
【人を選ぶ技術の基本】
人を4つの階層で捉える

「人を見る目」を持つプロフェッショナルは、人間を建築物のように“階層”として捉える。これは人を見るためのフレームワークであり、世界最先端のトップファームで磨かれてきた秘伝の知恵を初公開したものである。
地上1階が「経験・知識・スキル」、地下1階が「コンピテンシー」、地下2階が「ポテンシャル」、そしてもっとも最下層の地下3階が「ソース・オブ・エナジー」だ。
浅い方、つまり地上に出ているものほど他人から見えやすく、わかりやすく、そして変わりやすい。一方、地下に潜れば潜るほど見えにくく、わかりにくく、変わりにくい。
ほとんどの人には「地上1階」しか見えていない
地上1階の「経験・知識・スキル」はとても見やすく、わかりやすい。表面的なものであり、簡単に読み解くことができる。
ゆえに、面接などのシーンでのほとんどが、この階層を触るだけで終わってしまっている。
これでは「人を見ている」とは言えない。
相手を目の前にして、ちゃんとした見極めをしたい場合、より相手の「地下」に潜っていかなければならない。
それが「コンピテンシー」であり、「ポテンシャル」であり、「ソース・オブ・エナジー」である。
こうした実践的な理論をベースに
「人を選ぶ技術」の実践ノウハウ、メソッドを
あますところなく初公開した。
興味をそそられただろうか?
繰り返すが
これはグローバルかつハイクラスの
最上位ヘッドハンターの世界だけで共有されていた
いわば秘匿性の高い情報である。

その
“秘伝”のスキルと
メソッドを
1冊にまとめたのが
本書である。
グロービス・キャピタル・パートナーズ ディレクター
小野 壮彦・著
『経営×人材の超プロが教える 人を選ぶ技術』
各階から届く推薦の声!
- 「『人を見ること』をここまで分解しきった本を、僕は見たことがない。想像以上にヤバいぞ!」『1分で話せ』著者/Zアカデミア学長 伊藤 羊一
- 「我が意を得たり! 日本企業の停滞の要因は『人を選ぶ力』の弱さにある」早稲田大学ビジネススクール教授/経営学博士/『世界標準の経営理論』著者 入山 章栄
- 「知りたいことがわかる魔法の書。逆に怖い!」元ヤフー株式会社代表取締役社長・CEO(最高経営責任者) 小澤 隆生
- 「世界トップレベルの『人を見る』メソッド。人間と触れ合う必要のあるすべての人類へ」ベンチャー投資家/元ミクシィ社長 朝倉 祐介
- 「プロスポーツの育成現場にも通じる言葉の数々はまさに衝撃です」スポーツジャーナリスト・パーソナルコーチ 中西 哲生
- 「『採用したが、期待と違った』という嘆きに、人を見るスキルを」経営共創基盤(IGPI)共同経営者 塩野 誠
- 「アカデミックであり、リアル。原理原則を現場で磨き
昇華させた本書は、リーダーの新たな必読書になるであろう」グロービス代表 堀 義人
著者プロフィール

小野壮彦(おの・たけひこ)
グロービス・キャピタル・パートナーズ ディレクター
起業家・ヘッドハンター・経営者メンター
1973年生まれ。早稲田大学商学部卒業後、アクセンチュア戦略チームを経て、1999年にネットエイジの支援を受け、インターネット上の企業間仲介サービスを提供するプロトレードを創業。翌年楽天に買収され、三木谷社長の経営企画スタッフとして薫陶を受ける。ミラノ・ボッコーニ経営大学院にてMBAを取得し、31歳でJリーグ・ヴィッセル神戸の取締役事業本部長に就任。クラブ経営、チーム強化に従事する。その後プロ経営者を目指し、リヴァンプを経てベンチャー企業の役員を経験。コンサルタント、起業家の二面の経験を買われ、2008年、35歳で世界最高峰のエグゼクティブサーチファーム(ハイレベル経営層のヘッドハンター)であるエゴンゼンダー社に入社。ヘッドハンティング、アセスメント、コーチングを100社以上の企業、約5000人の経営人材へ実施。2016年同社の共同経営者(パートナー)に就任。2017年に前澤友作社長にスカウトされ、ZOZOに参画。本部長に就任。ZOZOスーツの立ち上げ、海外72か国へのグローバル展開を指揮。現在は日本最大級のベンチャーキャピタルファンドであるグロービス・キャピタル・パートナーズにて、組織グロースの支援、起業家メンタリングなどにあたりつつ、自身のスポーツマネジメント会社を経営中。
小野壮彦
『経営×人材の超プロが教える 人を選ぶ技術』
全もくじ

まえがき
序章 「人を選ぶ」ということの意義
- あなたは「人を見る目」がありますか?
- 「人を見る目」は鍛えることができるのか?
- 人を見抜く世界最高峰の集団
-
- ・熾烈なヘッドハンティングの世界で培われた技術
- 私がこの本を書くべき二つの理由
-
- ・自分がこの本を書くべき理由①脱藩組だから
- ・自分がこの本を書くべき理由②メインストリームではない人間の強み
- 人を見抜くことは自分を見抜くこと
-
- ・自分のことを理解すると何が起こるか?
第1章 「人を見る目」を分解する
- 「人を見る目」は誰に対して使えるか?
-
- ・プライベートにおける人間関係
- ・「選択しやすい」は「選択が簡単」なのではない
- ・若手ビジネスパーソンにとっての人間関係
- ・中間管理職の人間関係
- ・経営者にとっての人間関係
- 「人を見る目」は何に役立つのか?
-
- ・パターン①「優秀」で「無害」な人
- ・パターン②「平凡」で「無害」な人
- ・パターン③「平凡」で「有害」な人
- ・パターン④「優秀」で「有害」な人
- 私たちが下す「優秀認定」は意外と怪しい
-
- ・人はついつい風貌や来歴で相手を判断しがち
- ・特定の偏った評価軸で人を見てしまう
- 同様に人の「有害認定」もけっこう怪しい
- 無意識の「認知バイアス」が私たちの目を曇らせる
-
- ・学歴差別とハロー効果が結びつく怖さ
- ・確証バイアスによる優秀な人材の見逃し
- 「優秀で無害な人」の意外な落とし穴
-
- ・森喜朗はなぜ失言するのか?
- ・サービス精神旺盛な人に特有の癖
- ・リスク因子を潰しておくのが本来のマネジメント
- 「人を選ぶこと」は人を排除するのが目的ではない
- 【コラム】「人を見る目がない」という誤解① センスだと思っている
第2章 人を「階層」で捉える
- 人は「4つの階層」で構成されている
- 誰でも見抜ける地上階「経験」「知識」「スキル」
- 地下1階の「コンピテンシー」とは?
-
- ・コンピテンシーを見抜くと相手の「将来の行動」を予測できる
- ・大きな三つの行動特性
- 相手のコンピテンシーを見抜くための必須技術
-
- ・相手の「意見」ではなく「取った行動=ファクト」にフォーカスする
- ・相手の話を遮って引き出す「カット・イン」のテクニック
- ミステリアスな地下2階 人間のポテンシャル
-
- ・コップに注がれる水
- ・「ポテンシャル・モデル時代」の幕開け
- ポテンシャル・モデルを因数分解する
-
- ・ポテンシャルの因子①「好奇心」
- ・ポテンシャルの因子②「洞察力」
- ・ポテンシャルの因子③「共鳴力」
- ・ポテンシャルの因子④「胆力」
- ・相手のそれぞれのエネルギーを感じ取る
- 【コラム】その人が持つ有性因子を色で視る
- 好奇心のサブセットは「吸収」と「更新」
-
- ・何でも知りたがる貪欲な「好奇心」
- ・古い知識を瞬時にアップデートできる「好奇心」
- 洞察力のサブセットは「集める」と「つなげる」
-
- ・「つなげるエネルギー」の強さは「地頭のよさ」に近似する
- 共鳴力のサブセットは「結ぶ」と「響く」
-
- ・「結ぶ」ことに強い喜びを感じる人たち
- ・自ら反響して高まっていく人たち
- 胆力のサブセットは「腹決め」と「律する」
-
- ・パラドックス状態を楽しんでいる強さ
- ・「胆力」は後天的に鍛えられるのか?
- エネルギーレベルを統合して「器」を評価する
-
- ・怪物級の人物もポテンシャル・モデルで説明できる
- ・人物評価は「コンピテンシー」で十分では?
- 地下3階の「使命感」と「劣等感」が人を突き動かす
-
- ・天才たちを駆り立てる「ソース・オブ・エナジー」の正体
- ・「使命感」と「劣等感」は陰と陽で交じり合う
- ・孫正義の強烈なソース・オブ・エナジー
- ・使命感と劣等感がともに弱い場合
- 【コラム】「人を見る目がない」という誤解② 伸ばせないと思っている
第3章 相手の本質を見抜く実践メソッド
- 実践メソッド①【整える】自らの心を整える
-
- ・まず自らの心を整える
- ・座り方一つで緊張は緩和できる
- ・面談における理想的な人数とは?
- ・ともかくまずは「良い時間」にすることに徹せよ
- 実践メソッド②【和らげる】感情は伝播する
-
- ・相手をリラックスさせる究極の方法
- ・たった1杯のコーヒーがもたらす絶大な効果
- ・アイスブレイクはやはり必要
- ・感謝の気持ちを伝えよう
- ・自分の心のバリアを外すトレーニング
- ・「タメ語風言葉」の絶大な効果
- ・パソコンでメモを取るのは避けたい
- 実践メソッド③【あぶりだす】できているようで、できていない
-
- ・あくまでも「エピソードを引き出すこと」に徹する
- ・「それで? それで? それで? 」ディープ・ダイブの技術
- ・人選びに必要なのは「意見」ではなく「ファクト」
- ・不意打ちを仕掛ける
- 実践メソッド④【ボーッと見る】 感性をいかに活性化させるか
-
- ・脳をDMN状態にさせるコツ
- ・無意識に浮かぶものをばかにしない
- ・「自分に酔わないこと」の大切さ
- 面接でハマりやすい意外な三つの落とし穴
-
- ・「モチベーション」を確認する不毛
- ・「カルチャーフィット」という大いなる誤解
- ・「性格」で片づけてしまう危険性
- 【コラム】「人を見る目がない」という誤解③性格的に向いていないと思っている
第4章 人を見る達人となるために
- 「量の力」を侮らない
-
- ・プロフェッショナルが読み解く情報量は素人の10倍以上
- ・「一人前になるには1万時間」の妥当性
- 「見抜く」と「見立てる」の違い
- 書けないうちは思考ではない
- 自分を知らなくては他人を見ることなどできない
-
- ・自分の「無自覚な癖」を自覚する大事さ
- 「自覚的なバイアス」と「無自覚のバイアス」を熟知する
-
- ・親近感バイアス
- ・コンテクストによるバイアス
- ・ビューティバイアス
- 【コラム】実は長い、人選びの科学の歴史
第5章 地雷を踏まないための知恵
- EVILな人を特定することの重要さ
-
- ・なぜ、EVILな人物を特定する必要があるのか?
- ・優秀なEVILは表面化しにくい
- EVILの典型タイプは「マウント型」と「ナルシスト型」
-
- ・あなたの「サイコパス度合い」は?
- ・サイコパスの兆候を見抜くコツ
- 突発性EVILに要注意
-
- ・突発性EVILを引き起こす原因
- ・人間は表裏一体にできている
- 突発性EVILの3タイプ―
-
- ・【Aタイプ:目指すべき「目標」に意識が向かうことが強いタイプ】
- ・【Bタイプ:より良い「人間関係」を築くことに意識が強いタイプ】
- ・【Cタイプ:「あるべき姿」を目指すことに意識が強いタイプ】
- 見極めるべきは「しきい値」の高低
- 【コラム】プロは本人すた気づいていない領域まで踏み込む
第6章 人を選ぶ現場で今起こっていること
- 「減点」をひたすら回避する日本の組織風土
- 日本企業はなぜ「ワイルドな採用」ができないのか?
- 猛烈な競争社会のアメリカで起こっていること
-
- ・加点方式の空気がワイルドな採用を可能にする
- ・「一発当てよう」のインセンティブがもたらすダイナミズム
- 「見切る速さ」の違いが生産性の違いを生む
-
- ・イタリアはなぜ、生産性が高いのか?
- ・組織になると遅い国「日本」
- 経営者の悩みは、ほぼすべて「人選び」
-
- ・優れた人選びで成長し続けるリクルート
- 「人を選ばない」という大胆な挑戦をした会社
-
- ・採用基準は「いい人」だけ
- ・「人を選ばない」ことで結果的に人を選んでいた
- 育てることは大事だけど、選ぶことはもっと大事
-
- ・「人選び」がますます重要になっていく時代
- 「人選び」を面接官の属人的な感覚に任せてはいけない
- 【コラム】本人すら気づかない「未来の落とし穴」を見抜く
終章 「人を見る力」がもたらす究極の喜び
- 「自己開陳」の底知れぬパワー
-
- ・面接は「ギブ・アンド・テイク」の世界
- 魂と魂が響き合う出会い
-
- ・今でも忘れられない「サンキュー・レター」
- 「人を見る目」が「人を信じられる世の中」をもたらす
-
- ・「人を見る力」が組織と社会にもたらすメリット
- ・ポテンシャル因子がわかればマネジメントもうまくいく
- 「人を決めつけること」がない世界を目指して
あとがきにかえて
読者限定無料プレゼント
本書をご購入いただいた読者に限り、
とっておきの無料特典をご用意しています。
相手のポテンシャルを見抜く
インタビュー
実践メソッド

恐ろしいほどに目の前の相手のポテンシャルをズバリと見抜いてしまう、著者オリジナルのインタビュー実践テクニックを読者限定で初公開します。本人すらも気づいていない隠れたポテンシャルを引き出してしまう、ある意味、究極の質問法です。
- ※PDFファイルはWeb上で公開するものであり、小冊子などをお送りするものではありません。
- ※上記特別プレゼントのご提供は予告なく終了となる場合がございます。
- ※本登録によりフォレスト出版から各種ご案内のメールが届きます。不要な場合は購読停止フォームよりご解除ください。
『経営×人材の超プロが教える 人を選ぶ技術/スーパーヘッドハンターが教える/人を選ぶ力は鍛えられる/人の4類型と4層構造/スペックで人を選ぶな』
(Youtube PIVOT 公式チャンネルより)