田口 智隆

お金が貯まる人が捨てた37のこと
お金が貯まる人が捨てた37のこと 田口 智隆

「得るは捨つるなり!」

突然だが、あなたはこの格言をご存じだろうか?

「得るは捨つるなり」

文字通り

「何かを得るためには何かを捨てなければならない」

という意味の格言だ。

「捨てる」と聞くと、すぐに「もったいない」とか、
「いつかは使えるのでは」と思う人も多いだろうが、
実は、「捨てる」ことで「得られる」ことは多い。

あなたも、捨てられないものを思い浮かべてほしい。

・バーゲンだからと買ったものの一度も袖を通していない「服」
・とっくに賞味期限が切れている「冷蔵庫の中身」
・読んだだけで満足した「ビジネス書」の山
・特に観たい番組でもないTVを「ダラダラ観る」時間
・埋まっていることで満足している「スケジュール」
・ 浪費にしかならないとわかっているにもかかわらず続けている「キャバクラ通い」

これ以外にも、捨てた方がいいとわかっていながら、
手放せないものはたくさん思いつくはずだ。

実は「お金が貯まらない人」は、
これらの考え方から習慣、人付き合い、仕事の進め方などすべてにおいて、
捨てることができないばかりに
どんなに努力をしてもお金の不安から解放されずにいる。

私たちは、お金に関して「得るは捨つるなり」と教えられたことは一度もない。
むしろ親や教師からは「お金とは何かを我慢して貯めるものだ」と教えられている。
だから、「捨てれば、お金が貯まる」と言われても
あなたがピンとこないのは仕方がない。

しかし、安心してほしい。



お金は減る一方…じゃあどうする??

そんなお金の不安から解放される方法は、簡単だ。

今この瞬間から、いらないものを捨ててしまえばいいのだ。

貯金の知識や投資のスキルを身につける必要はない。

毎日、お金に関して勉強する必要もない。

貯金体質を身につけるには、長い時間が必要だ。

しかし、捨てることなら、今すぐにでもできる。

これから紹介する37のことを

「捨てる!」

と決意するだけで、あなたは
「お金が貯まる人」に変わることができるのだ。

「そんな簡単に、今までの習慣を捨てることなんてできないよ」

「第一、捨てたからって、ほんとうにお金を貯められるようになるの?」
そう思う人にこそ、ぜひ試してもらいたい。

この20年ほど日本には不況の嵐が吹き荒れていた。

このところ、政府は次々と経済成長を促す対策をとってはいるものの、
働く人たちの給与が上がるかどうかまでは、
専門家たちも首を傾げているような状態だ。

そこへきて、消費税は上がる。

なかなか、希望が見いだせないような状況だ。


こうした状況下で、あなたがいくら給料を上げようとがんばっても、
ハードルが高い。

だからと言って、先行き不安なまま年老いていくのは心もとない。

あなた自身が今ここで考え方や行動を変えない限り、
今後いくら景気が良くなったって、お金の不安から解放されることはないのだ。



100%の人が成功する方法

本書はこれまでどんなにお金を貯めることに失敗した人でも、
うまくいく方法が書かれている。

第1章「お金の管理術」では、
あなたが思い込んでいるお金の常識を取りのぞき、
お金持ちマインドになるための考え方を紹介した。

第2章「ライフスタイルとお金」では、
TVをダラダラ観たり、ジャンクフードを食べてしまったりする、
お金を遠ざける生活を変える。

第3章「仕事とお金」では、会社の奴隷から解放され、
稼ぐ人になるにはどうするかを書いた。

第4章の「人間関係とお金」は、
お金が貯まらない原因となる人付き合いを、
無理なく改善する方法を紹介する。

第5章「お金が貯まる口ぐせ」では、
つい口にしがちな、「お金が貯まらない言葉」を取りのぞいてもらう。


人生をリセットするのに、遅すぎるということはない。


時代のせいにせず、どんなときにでも、
あなたが「お金を貯められる人」になる術を身につけておくことは、
今後ますます厳しくなる日本経済において必須の能力だ。

変えるのは、あなた自身だ。

同じ特集に入っている書籍を探す

同じ著者の書籍を探す

ページトップ
あの本が読みたいと思ったら【月額制】【読み放題】YOMiPOに申込む