自己啓発/ビジネススキル

話し方で、男は決まる
話し方で、男は決まる 櫻井 弘

話す「内容・テクニック」より、話すときの「意識」

「話し方」というと、
「論理的に話す」「しっかり伝える」「話す内容」
が大切だと思っている人が多いでしょう。

もちろん、話すテクニックや声、
話す内容の面白さもあるに越したことはありません。

ただ、こうしたスキルやテクニックをいくら磨いても、
「あるもの」がなければ、
せっかく身に付けたスキルの効果は半減してしまいます。

その「あるもの」とは……、
相手に対する「意識」です。

・相手は、自分に何を求めているのだろう?
・この話の目的は、何だろう?
・どうしたら相手は喜んでくれるだろうか?
・この言い方をしたら、相手はどう思うだろう?
・相手は何を認めてほしいのか?
・ちょっと緊張しているのかな?
・今日は何か嫌な(うれしい)ことがあったのかな?

などなど、
相手の思いや考えを想像し、
それを意識してコミュニケーションを取れるかどうかで、
あなたの説得力や、相手に与える印象が大きく変わります。

相手の感情に意識が向けることができれば、
おのずと

「モノの言い方」「言葉の選び方」はもちろん、
「表情」「しぐさ」「間の取り方」
「ネタの拾い方」「話題の広げ方」

なども変わってきます。

今まで身につけてきた
コミュニケーション・スキルも
さらに効果を発揮するはずです。

特に男性は、
その「意識」ひとつで、
相手の印象が大きく変わります。

【お客様】【上司・部下】
【女性】【家族】【友人】
といった人間関係がどんどんよくなります。

「人間関係をよくするコミュニケーション」という観点から、
相手の感情に意識を向けるための
ポイントを27にまとめたのが本書です。

著者が話し方講師として
30年以上にわたって培ってきた経験や、
受講生の悩みから導き出したエッセンスを凝縮した1冊です。

相手に思わず
「この人、大人だな」と言わせる
男のコミュニケーション術、満載です。



気になる本書の内容

本書の内容は以下のとおりです。

第1章 魅力的な男は、この「基本」を知っている
魅力をつくる「3つの力」を知っている
3つのプロセスで、話を進める
あなたの魅力を上げる、6つのコミュニケーション力
「態度」の影響力を自覚している

第2章 会話は、「意識」が9割
相手の不安・負担を軽くすることにフォーカスする
話が噛み合わないとき、他人のせいにしない
美しい「誤解」をつくる
「わかるはずだ」という思い込みを捨てる
「自分と違う意見」に出会えることを喜ぶ
感情的になったら、「ひと呼吸」おく

第3章 男の魅力が上がる「話し方」
つねに、「肯定的な表現」を心掛ける
「バルコニー」に立って話す
人に注意するときは、「事実」だけを伝える
「器の大きさ」をさりげなく伝える
コップの水を飲んでから、「アイ・コンタクト」する
「結論先行型」トークで、ビジネスを乗り切る

第4章 大男の魅力が上がる「聞き方」
説得するとき、3つのエッセンスを使い分ける
聞き上手は、聞き方の「3つのタブー」を知っている
相手を動かしたいときは、できるだけ、相手に話をさせる
あえて、相手に考える余地を残す

第5章 男の魅力は、「日常」のコミュニケーションで決まる
「3つのアイ」で、人間関係を深くする
相手を魅了する「あいさつ」4つのポイント
相手の「左目」を見て話す
自分の名前は、「フルネーム」で名乗る
名刺一枚から雑談ネタを5本拾う
年下も、「さん」づけで呼ぶ
この3つのメソッドで、会話を盛り上げる

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