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恐慌化する世界で日本が一人勝ちする
今井 澂
「世界VS.日本」の構図のなかで、日本があらゆる分野で牽引する
世界情勢はこれから混沌を迎える。新大統領トランプの誕生で孤立主義へ向かう米国、
イギリスのEU離脱で離脱派が台頭する欧州、
大手百貨店が軒並み閉店する中国、
サウジ王室が崩壊の危機に瀕する中東、
北方2島返還を持ちかける貧国ロシア……。
そして、リーマンショック以降、出口戦略を終えていない世界は、
これまで日本が経験した「失われた20年」を迎えることとなる。
銀行の大再編、長期デフレ、高齢化社会を経験してきた日本が、
今後、あらゆる分野で世界をリードしていく状況は整っている。
これをさらに後押しするのが、日本の長期政権である。
安倍内閣は外交でもイニシアティブをとり、日本の技術を売り込む。
内政では、岩盤規制に風穴を開け、次なる経済成長へ向かっている。
世界が恐慌化するなかで、日本が一人抜け出す時代がやってくる。
2020年までに日経平均3万円時代へ!
日本がすでに出口戦略を終え、新たなステージへ向かうなか、世界の恐慌を乗り越えて2020年には日経平均3万円時代に突入する。
これは単なる絵空事ではない。
安倍外交のイニシアティブに加え、アベノミクスが掲げる成長戦略が動き出すからだ。
その主要な要因となるは、日本国内に眠っている400兆の金が動き出すかどうか。
現在、日本では企業の内部留保360兆円、いわゆるタンス預金40兆円が、
流動しない金として眠っている。
この一部でも動き出せば、日本経済は飛躍の一途をたどる。
マイナス金利政策も400兆円を動かす施策の1つである。
また、日本が新しいステージを迎える要因はまだまだある。
高齢化社会の克服、長期資金でのインフラ需要、
日本海に眠るメタンハイドレードと金、
ロボット・人工知能やバイオテクノロジーなど、
未来を変えるステージにいち早く漕ぎ出すのは、日本しかないのだ。
目次
序 章 あらゆる分野で世界を牽引していく日本─私は慎重な楽観主義者である─
第1章 経済に不透明感がぬぐえない米国
─新大統領誕生で問われる手腕
第2章 負のループから抜け出せない欧州、中国、中東、ロシア
─恐慌化する世界で日本はどう進むべきなのか?─
第3章 安倍政権が国内外に風穴を開ける
─日本経済が動き出し、世界が変わる─
第4章 日本金融の底力が世界に認められる日
─日経平均は2020年までに3万円へと向かう─
第5章 日本一人勝ちの世界がやってくる
─未来を変える相場の行方─
特別付録 未来を見据えた注目の推奨株