1952年1月長野県生まれ。
72年日産自動車に入社後、P10プリメーラパッケージや
スカイラインGT-R(R32型)の新規パッケージの提案と開発などに従事。
89年ニスモに出向しレーシングチームの監督兼チーフデザイナーに就任。
国内耐久選手権3年連続チャンピオンおよび
92年デイトナ24時間レース総合優勝獲得
(92年は参戦全レース全勝)。
93年に日産自動車へ復職し、FM パッケージ「スカイライン(V35型)、
フェアレディZ(Z33型)」、PMパッケージ「日産GT-R(R35型)」など、
乗用車系・スポーツ系車種を中心に開発責任者として活動。
とくに、ヨーロッパの王室をも虜にした
世界に誇る日本のスーパーカー日産GT-Rにおいては、
カルロス・ゴーンCEO直轄のもと「ミスター・GT-R」として
企画・開発・生産・営業・収益・品質・新規販売網展開等
プロジェクトにかかわるすべての統括責任業務を遂行するなど
辣腕をふるい、カリスマ性を発揮した。
2013年3月31日の日産自動車退社後も、
各媒体からの取材やファンからの現場復帰を願う声が引きも切らず、
現在はセミナー講師や「生きる力プロジェクト」の発起人として活動中。
自動車業界のみならず、「本質論」に基づく
生き方・考え方・働き方は多くの人々を魅了してやまない。
著書に『非常識な本質』(フォレスト出版)、『プロジェクトGT‐R』(双葉社)、
共著に『16歳の教科書2』(講談社)、神田昌典氏との対談セミナーCDとして
『世界一を最短で実現するリーダーシップとは?』(ALMACREATIONS)がある。