フォレスト出版

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著者

ただの主婦

ただっち

ただっち  著
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アラサー主婦。夫と社宅で2人暮らし。イラストレーターをしたり、WEB漫画を描いたり、フリーランスとして活動中。
結婚後、コミュ障な自分には「専業主婦こそが天職」とばかりに、苦手な家事を中途半端にこなしつつ、昼夜逆転の自堕落な生活を満喫。しかし、2018年の初夏、ついに夫の怒りを買うことに。降って湧いた離婚への危機感から、まっとうな主婦道を歩むことを決意するも、相変わらず家事をまともにこなせないことで自己嫌悪とストレスにさいなまれる。普通はここでズボラな自身を見つめ直し、できないながらも改善や努力を続けるところだろう。ところが、「私の苦しみのすべての元凶は苦手な家事にある」という独特な思考回路の末、専業主婦としてはあるまじき「家事を捨てる」という結論を導き出す。
もちろん、それでは「ただの主婦」から「ただのクズ」への下位互換に他ならない。その差を埋め合わせるべく、いや、低い自己肯定感を持つ者特有の強い承認欲求と自己顕示欲を爆発させ、「特別な主婦」になることを決意。そこで夢見たのが「東大主婦」。学歴的にも年齢的にも立場的にも、明らかに無謀・非現実的な挑戦であったが、夫を巻き込んだ1回きりの東大受験がスタートする。
そうした日々を漫画とともに描いた「ただの主婦が東大目指してみた」は月間450万PVの人気ブログに。本書はこのブログのまとめではない。丁寧に過去を振り返り、ブログでは描かなかった出来事や心理描写を盛り込んだ、漫画もテキストも完全描き下ろしの、ちょっとただ者ではない主婦による東大受験奮闘記である。
著書に『東大「ずる勉」英語』(ぱる出版)がある。

●ただの主婦が東大目指してみた http://tadanotodai.blog.jp/