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書籍

緩和ケア医による「死に方」の教科書

家で死のう!

萬田 緑平 著

1,540円(税込)
実用/趣味 新着
家で死のう!
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眠るように
穏やかに死ぬための本
――なぜ病院で死ぬことは苦しいのか?


なぜ、病院で死ぬのは苦しいのか? 
死そのものは本来、苦しいものではありません。しかし、病院で治療を続けると、体力の限界まで「生きさせられる」から苦しいのです。
――私はこの本で、人生の最終章には、「病院で治療する」という選択肢以外にも、治療をやめて「家で生き抜く」(それはつまり「家で死ぬ」)という選択肢があることを知ってほしいと思います。

病院での治療をやめて、自宅で生きることを選んだ患者さんの最期は、病院で見られる絶望的な「死」とは異なります。私は病院医療と在宅緩和ケアの両方を見てきた立場として、こう断言します。
「終末期の患者さんは、病院での延命治療をやめて、自宅に戻ってすごしたほうが人間らしく生きられる」 



もくじ

はじめに
病院で死ぬか、家で死ぬか/そもそも死は苦しいものじゃない/病院で死ぬとなぜ苦しいのか/「良く生きて、良く死ぬ」ための選択

第1章 病気は「老化の段階」に名前をつけただけ
人は必ず老化し、老化は治せない/弱い臓器から老化が進行していく/老化の「もぐら叩き」には限界がある/心臓が老化すると…/血管が老化すると…/肺が老化すると…/内臓が老化すると…/関節・骨・目が老化すると…/「難病」ではなく「お手上げ病」
【家族に愛されながらウルトラマンになった少年――青木一馬くん】 
免疫システムも老化するのが自然の摂理/死にそうな人がかかる病気?「肺炎」「誤嚥性肺炎」「嚥下障害」 
【食べられる限り人はなかなか死なない――石井松子さん】 
「健康にいいこと」ってなんだろう?/「がん」も老化で生まれる/がんで死ぬ、がんにならなくても死ぬ/がんで死ぬのは、結局のところ老化/脳が体より先に老化するのが認知症/認知症は「延命至上主義」により作られた状態/「長生き」に逃げても、不幸なら意味がない

第2章 死とは「老化のゴール」である
野生動物の死と、現代人の死/人はどのように死んでいくのか?/穏やかな死で起こる具体的プロセス
死の現場で起こること① 食べられなくなる
死の現場で起こること② 腸閉塞を起こす
死の現場で起こること③ 腹水が溜まる
死の現場で起こること④ 寝たきりになる
【よく歩き、よく食べ、よく話して――徳冨一江さん】 
死の現場で起こること⑤ 痛みが出る
死の現場で起こること⑥ 熱が出る
死の現場で起こること⑦ むくみが出る
死の現場で起こること⑧ うんこも小便もできなくなる
【絶対にオムツの世話にはならない――小野五郎さん】 
死の現場で起こること⑨ 呼吸が弱くなる
死の現場で起こること⑩ 黄疸が出る
死の現場で起こること⑪ 終末期せん妄を起こす
本当に死はつらいのか?/死へと「墜落」せずに「着陸」しよう

第3章 医療にできること、できるはずのないこと
医者と患者で異なる「治る」の定義/医学は統計学である/医師は専門分野しかわからない/医療は戦争である/「たいへんなこと」って何?
【乳がんを治療しなかった彼女の最期――望月明美さん】 
早期発見・早期治療の罠/健康診断は病院の「生き残り戦略」/「患者のため」か、「自分のため」か
【安心して天国に行ってらっしゃい――安藤ウメさん】 
最先端のがん治療の現実/「標準治療」「非標準治療」「代替療法」どれを選ぶ?/抗がん剤についての私の見解/抗がん剤は何を目的とした治療なのか
【抗がん剤を使わずお寿司を食べたい――佐藤昭蔵さん】 
がんの最先端治療の恩恵と苦痛/治療をやめても在宅緩和ケアがある

第4章「在宅緩和ケア」という選択
心電図モニターは医師と家族の単なる儀式/心電図モニターなしで看取れるのか?/一般的な緩和ケアの現状/在宅緩和ケア医は王さまのボディーガード/萬田診療所の大きな方針「本人の好きなように」/ここに来た時点でつらくないから大丈夫
【「ありがとう」を言うために――榎本光子さん】 
萬田診療所のやり方① 日常スケジュール・訪問看護師・ケアスタッフ
萬田診療所のやり方② 食べたければ食べさせる
萬田診療所のやり方③ 希望しない点滴はしない
【点滴や胃ろうをやめて人間らしく生きる――横田慎介さん】 
萬田診療所では肺炎を経験しない理由
萬田診療所のやり方④ 腹水穿刺
萬田診療所のやり方⑤ 大きいがんと一緒に生きる
萬田診療所のやり方⑥ 検査をしない
心の状態を最高にする言葉「ありがとう」 
【残された人をも癒してくれる「ありがとう」――高橋健さん】 
萬田診療所のやり方⑦ 医療用麻薬を上手に使う
【医療用麻薬で亡くなる18日前までゴルフ――向山光彦さん】 
萬田診療所のやり方⑧ 棺桶に入るまで歩こう
萬田診療所のやり方⑨ 体幹リハビリ
萬田診療所のやり方⑩ 呼吸筋リハビリ
萬田診療所のやり方⑪ 嚥下リハビリ

エピローグ どうやって死を受け入れるか?
死を受け入れるのは人生最後の難問/最後の最後まで死を認めなかった家族/長生きを目標にする人の末路/「やり残したこと」は死ぬまでやらない/死ぬときの状態は家族が願った姿/最後の最後でも「家で死ぬ」ことはできる

おわりに

Author著者について

  • 1964年生まれ。群馬大学医学部卒業後、群馬大学附属病院第一外科に勤務。手術、抗がん剤治療、胃ろう造設などを行なう中で、医療のあり方に疑問を持つ。2008年から9年にわたり緩和ケア診療所に勤務し、在宅緩和ケア医として2000人の看取りに関わる。現在は、自ら開設した「緩和ケア 萬田診療所」の院長を務めながら、「最期まで精一杯生きる」と題した講演活動を日本全国で年間50回以上行なっている。

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