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- 英会話はインド人に学べ!
英会話をフレーズで覚える本はたくさんありますが、覚えたフレーズでそのまま外国人と話せることは100%ありません。そこで、覚えたフレーズを自分の言葉に置き換える練習は即使える英語になります。また、この本の「声に出す=スピークアップ」は、スキマ時間でも勉強できて、そのうえ自分がしゃべったことが実際に外国人に通じているのかをチェックできるAIアプリまであり、かなり楽しいです。
毎日サチンさんのモチベーションアップのメッセージもあり、これなら続けていける画期的なプログラムです。

POSTED BY稲川
なぜインド人は英語が話せるのか?
インド人は世界中で活躍しています。その理由は英語が話せるからにほかなりません。非ネイティブの国という意味では日本もインドも同じです。
しかし、インドは英語人口世界1位。いっぽう、日本は英語圏以外の国112ヵ国中78位です(2021年、EFエデュケーション・ファースト調べ)。
さらにインド人は英語が話せるというだけではなく、マイクロソフト、グーグルなどの世界企業の経営者も多数存在します。
では、インド人はなぜ世界で強いのか?
それは、日本のように受験のための英語ではなく、コミュニケーションツールとして考えているからです。
つまり、相手の伝えることを目的として英語を学んでいるのです。
著者のサチン・チョードリー氏は、これまでに外資企業ほか大手企業62社で英語指導をしてきた圧倒的な実績を誇っています。そこで気づいた日本人が英語を話せない理由を3つ挙げています。
1. 受験のための英語学習しかしてこなかった
2. そもそも英語を必要としていない
3. 英語に触れる習慣がない
そして、最も重要なのは、
「英会話を習得して、自分が何をしたいかという明確なゴールを持つこと」
「モチベーションを維持して、継続する力」
だと言っています。
というのも、彼の英語指導は「先生」より「コーチ」であることを目指して指導してきたからです。
サチン氏は、もともとモチベーションアップや自己実現に導くコーチとして活躍してきた人物。英語習得もコーチングの力で数多くの生徒を成功に導いてきました。
この本は、このコーチングスキルを使って、あなたのモチベーションを保ためにつくられた実践型の「コーチング式英会話プログラム」です。
81歳の祖母が英語をペラペラしゃべりだした!
この本は初心でも簡単に始められるよう、まずはコミュニケーションで「伝えること」を目的として、フレーズで学ぶ形式となっています。ただ、単にフレーズを覚えるだけではなく、「自分の言葉」としてフレーズを使いこなせるよう、自分の文章をつくる書き込み欄も設けています。
文例のフレーズでは、実際に外国人とコミュニケーションを取る際に、そのまま使えるとうことはありません。
ですから、自分のことを伝えるためには、フレーズを学び、それを自分のことに置き換えなければ意味がありません。そういった意味で、実践型のプログラムになっています。
また、実際にそれを声に出してしゃべらないと英会話は上達しません。
「声に出す=スピークアップ」と言いますが、この本では、スピークアップしていただくために、掲載フレーズごとに対応した「発音改善AI搭載アプリ」を使用し、あなたが声に出したフレーズをチェックできる機能もあります。
これであなたも楽しく英語を継続していけます。そして、この本のプログラム終了後には、81歳の女性が英語をペラペラしゃべりだしたように、英語が話せるようになるでしょう。
この本は、通じる英語と堂々と話せるメンタルを同時に手にすることができる「印僑式英語トレーニング」です。
目次
はじめに 英語習得に必要なのは「先生」より「コーチ」である理由DAY1 お礼を言う〔1〕
DAY1 今日のフレーズ Thank you for your help,(助けてくれてありがとうございます。)
課題 あなたの文章をつくって声に出してみよう。
DAY2 お礼を言う〔2〕
DAY2 今日のフレーズ I appreciate your understanding.(ご理解に感謝いたします。)
課題 あなたの文章をつくって声に出してみよう。
DAY3 アドバイス・提案をする〔1〕
DAY3 今日のフレーズ You should see a doctor.(お医者さんに行ったほうがいいですよ。)
課題 あなたの文章をつくって声に出してみよう。
DAY4 アドバイス・提案をする〔2〕
DAY4 今日のフレーズ How about Italian food?(イタリア料理はどうですか?)
課題 あなたの文章をつくって声に出してみよう。
DAY5 アドバイス・提案をする〔3〕
DAY5 今日のフレーズ Why don’t you ask your mother?(あなたのお母さんに聞いてみたらどうですか。)
課題 あなたの文章をつくって声に出してみよう。
DAY6 同情をする〔1〕
DAY6 今日のフレーズ I’m sorry to hear that.(それを聞いて残念〈お気の毒〉に思います。)
課題 あなたの文章をつくって声に出してみよう。
DAY7 同情する〔2〕
DAY7 今日のフレーズ I know how you feel.(お気持ち、わかります〈心情をお察しします〉)。
課題 あなたの文章をつくって声に出してみよう。
DAY8 謝罪する〔1〕
DAY8 今日のフレーズ I’m sorry for being late.(遅れてすみません。)
課題 あなたの文章をつくって声に出してみよう。
DAY9 謝罪する〔2〕
DAY9 今日のフレーズ I apologize.(〈私は〉謝罪いたします。)
課題 あなたの文章をつくって声に出してみよう。
DAY10 謝罪する〔3〕
DAY10 今日のフレーズ I’m sorry. I don’t understand.(すみません。わかりません〈理解できません〉)。
課題 あなたの文章をつくって声に出してみよう。
DAY11 お願いする〔1〕
DAY11 今日のフレーズ Can you call a taxi?(タクシーを呼んでもらえませんか。)
課題 あなたの文章をつくって声に出してみよう。
DAY12 お願いする〔2〕
DAY12 今日のフレーズ Please change the room.(お部屋を変えてください。)
課題 あなたの文章をつくって声に出してみよう。
DAY13 許可を求める〔1〕
DAY13 今日のフレーズ Can I sit here?(ここに座ってもいいですか。)
課題 あなたの文章をつくって声に出してみよう。
DAY14 許可を求める〔2〕
DAY14 今日のフレーズ Is it ok to use this chair?(この椅子を使ってもいいですか。)
課題 あなたの文章をつくって声に出してみよう。
DAY15 要望を伝える〔1〕
DAY15 今日のフレーズ I want this cake.(このケーキが欲しいです。)
課題 あなたの文章をつくって声に出してみよう。
DAY16 要望を伝える〔2〕
DAY16 今日のフレーズ I want to go shopping.(買い物に行きたいです。)
課題 あなたの文章をつくって声に出してみよう。
DAY17 要望を伝える〔3〕
DAY17 今日のフレーズ I’d like to order another drink.(もう1杯飲み物を注文したいのですが。)
課題 あなたの文章をつくって声に出してみよう。
DAY18 要望を尋ねる〔1〕
DAY18 今日のフレーズ Do you want to learn French?(フランス語を習いたいですか。)
課題 あなたの文章をつくって声に出してみよう。
DAY19 要望を尋ねる〔2〕
DAY19 今日のフレーズ Would you like to make an appointment with Sean?(ショーンと予約をお取りになりたいですか。)
課題 あなたの文章をつくって声に出してみよう。
DAY20 感想を求める〔1〕
DAY20 今日のフレーズ How was it?(〈それは〉どうでしたか?)
課題 あなたの文章をつくって声に出してみよう。
DAY21 感想を求める〔2〕
DAY21 今日のフレーズ How did you like it?(どうでしたか、いかがでしたか。)
課題 あなたの文章をつくって声に出してみよう。
DAY22 同意・共感する〔1〕
DAY22 今日のフレーズ That’s a good idea.(それはよい考えですね。)
課題 あなたの文章をつくって声に出してみよう。
DAY23 同意・共感する〔2〕
DAY23 今日のフレーズ I agree.(同意します、賛成です。)
課題 あなたの文章をつくって声に出してみよう。
DAY24 情報を求める〔1〕
DAY24 今日のフレーズ Do you have a pen?(ペンをお持ちですか。)
課題 あなたの文章をつくって声に出してみよう。
DAY25 情報を求める〔2〕
DAY25 今日のフレーズ Is there a restroom nearby?(近くにトイレはありますか。)
課題 あなたの文章をつくって声に出してみよう。
DAY26 情報を求める〔3〕
DAY26 今日のフレーズ How long does it take to the hotel?(ホテルまでどのくらいかかりますか。)
課題 あなたの文章をつくって声に出してみよう。
DAY27 情報を求める〔4〕
DAY27 今日のフレーズ What kind of drink do you have?(どんな飲み物がありますか。)
課題 あなたの文章をつくって声に出してみよう。
DAY28 別れ際の表現〔1〕
DAY28 今日のフレーズ Please take care.(さようなら、またね。)
課題 あなたの文章をつくって声に出してみよう。
DAY29 別れ際の表現〔2〕
DAY29 今日のフレーズ I am looking forward to the trip.(私は旅行を楽しみにしています。)
課題 あなたの文章をつくって声に出してみよう。
DAY30 別れ際の表現〔3〕
DAY30 今日のフレーズ I hope to see you soon.(近いうちにお会いできることを願っています。)
課題 あなたの文章をつくって声に出してみよう。
おわりに
著者について
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国際経営コンサルタント/投資家/起業家/著者。
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東証プライム市場上場企業・株式会社チェンジの元取締役を務めたのち、現在はAVS株式会社代表取締役会長として、日本・インド・アジアを舞台に多国籍企業と起業家を支援する国際ビジネスリーダー。日本初のグローバル投資アカデミーを設立し、伝説の投資家ジム・ロジャーズ氏をゲストに招くなど、世界水準の金融教育を日本に根付かせている。AVSでは、法人・個人向けの経営コンサルティングをはじめ、インド進出企業へのM&A支援、異文化グローバルマネジメント研修など、実務に即した国際戦略の構築・実行を支援。特に日本企業に対しては、文化・価値観の違いを乗り越える“異文化経営”の第一人者として、パナソニック、アクセンチュア、日産、NEC、富士通、横河電機、三井住友銀行、神戸製鋼、JTB、東芝、日立など多くの大手企業の変革に携わってきた。また、登録者35万人を誇るオンライン英語スクール「Speak Up」の校長として、使える英語とグローバル感覚を養う教育にも注力。実業・投資・教育を融合し、次世代の人材と越境ビジネスの育成に貢献している。自らも日本とインドの両国に深いルーツを持ち、幼少期に初来日。1996年に再来日して以降、日本を拠点に数多くのグローバル事業を成功に導いてきた。現在は、Orange Moon株式会社、マイナチュラ株式会社、株式会社MY HONEY、Mangamo株式会社、Rian.io Langtech Company、KOMON Smart Trade India、Algo Trading Companyなど、国内外の成長企業へ積極的に投資・支援を行なう。著書に『大富豪インド人のビリオネア思考』『お金に強い人、弱い人』『「運がいい人」になるための小さな習慣』『英会話はインド人に学べ!』などがあり、NHK「探検バクモン」、テレビ東京「カンブリア宮殿」、フジテレビ「なかよしテレビ」などメディア出演も多数。“日本×インド”を軸に、文化・経済・教育を横断する真のグローバル・ブリッジとして、日本企業と世界をつなぐ旗手であり続けている。