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書籍

コミュニケーションが円滑になる“スルースキル”を身につければ、もう他人の言葉は恐くない

プロカウンセラーが教える他人の言葉をスルーする技術

みき いちたろう 著

1,540円(税込)
自己啓発/ビジネススキル BOOK KindleiBookskobokinoppy
プロカウンセラーが教える他人の言葉をスルーする技術
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「あの時に言われたひと言が頭から離れない」ということが誰にでもあるのではないでしょうか? そんな他人の言葉には「実はほとんど価値がない」としたらどうでしょう? この本は「他人の言葉に振り回されてしまう繊細で真面目な人」に、言葉は戯言にすぎないということを様々な角度から知っていただき、そうした言葉をどうしたらスルーできるのかという方法が書かれています。公認心理師として活躍する心理カウンセラーが、言葉の実態を明らかにし、あなたの悩みを解消していきます。

稲川

POSTED BY稲川

あの言葉が気になって、なんだか眠れない真面目で繊細な方へ

「上司の高圧的な言い方はなんで?」
「友達に相談したら、なんか上から目線?」
「親の言ったことだから従うべきかな?」
「ご近所のあの人、いつも仕切ろうとでしゃばるよな」
「SNSのコメントのレス、お前がわかってない!」

多くの人が、他人の言った発言が頭から離れられずにいます。
そんな他人の言葉になんとなく悶々とした気持ちのまま日常生活を送り、
気がつけば人と接するのが億劫になってしまう・・・。

そんな人は、確実に他人の言葉に振り回されています。
ひどい場合は、そのストレスから鬱になってしまい、
家から出ることもできなくなってしまう人すらいるのです。

しかし、もともとそうした言葉にはたいして意味もないし、
価値さえないとしたらどうでしょう?

この本は、愛着障害やトラウマなどの専門ケアに従事している心理カウンセラーが、
「言葉にはたいした価値がない。だからそんな言葉はスルーしていい」
というメッセージのもと、言葉についてさまざまな角度から考察し、
他人の言葉をスルーする技術を伝授します。

いま、多くの企業でもメンタルヘルスケアの一環として、
コミュニケーションスキルの1つである「スルースキル」が取り上げられています。
職場の悩みの中でもっともと多いのは、人間関係だと言われています。
そうしたことから、他人の言動に振り回されずに仕事をこなしていく技術として、
スルースキルが求められているのです。

では、スルースキルとは何か?
実は、このスキルこそコミュニケーションを円滑にし、
さらに、「自分らしく」生きるための術だったのです。

他人の言葉は戯言。スルーするとは「自分の言葉」を取り戻す作業

「自分らしく」あるためには、
「言葉は大事である」
「言葉は現実化する」
というような、言葉が大切なものであるといった考え方を
一度、捨ててしまったほうがいいのです。
他人の言葉は、その人自身の不安定さの表れにほかなりません。
時には、因縁をつけるために利用されることもあります。

この本では、実際に価値のない言葉に振り回されてしまうメカニズムも解明し、
スルーすることが組織も人間関係もうまくいくという事例を挙げながら解説しています。
そして、むしろスルーしてはじめて言葉に命が宿り、
スルースキルで自分の言葉を取り戻すことができると言います。

他人の言葉を真に受けていては、コミュニケーションはうまくいきません。
相手の頭の中を覗こうとしては、自分自身を見失い振り回されます。
相手に寄り添わず、共感しないために、
そして「自分らしく」あるために、言葉をいい加減に使う。

本当の言葉の意味を知り、他人ではなく自分の文脈でコミュニケーションをはかることが、
この本の最終的なゴールです。



目次

はじめに

第1章 他人の言葉に振り回され、傷つく人たち
●あの人の言った言葉が、いつまでも頭を離れない……
事例 上司や顧客の言葉に振り回されるBさん
事例 友達のなにげないひと言が頭を離れないIさん
事例 SNSのネガティブなコメントにもムキになってしまうDさん
事例 髪型や服装も家族の言葉に振り回されているJ子さん
●他人の言葉に振り回されやすい人の特徴
●もう言葉に振り回されたくない、傷つきたくない
●他人の言葉に振り回され度✓CHECk

第2章 言葉の価値が重くのしかかる理由
    ——「人の話を聞くことは大切」という呪縛
●他人の話を聞くことは大切? 言葉は素晴らしいものだ?
・言霊? はじめに言葉ありき?
・言葉が現実をつくる?
・聞く力? カウンセリング、コーチングが大切?
●凡人には他人の話をスルーするなんて無理なの?
・「前提」を疑ってみる

第3章 言葉には本当はたいした価値はない
    ——人の言葉はすべて戯言

●「人が変わる」という瞬間
・車内でハンドルを握ると人格が変わってしまう不思議
●ドメスティック・バイオレンスの加害者も家の外では暴力は振るわない
・家庭内暴力でも暴力暴言は家の中だけ
・いじめの多くもプライベートな場面で行われる
・被害者を振り回し続ける「言葉」
・スルーできないのは、その発言者が「まともだ」という前提があるから
●日常でもめずらしくない突然変わる人の態度
●「言葉」の理由がわからないことが私たちを振り回す
・公私が曖昧になると人間は不安定になる
●人間は社会化されてはじめて「自分」でいられる
・周囲からの期待や、社会での位置と役割が失われると不安定になる
・社会的な役割は、統合失調症の治療においても大きな効果を持つ
●家などのプライベートな空間は決して安楽な場ではない
●古代ギリシャでは社会的(公的)人格こそが本来であるとされていた
●公私環境(領域)仮説
・公的領域を支える要素、揺るがす要素
・「中間集団」は要注意
●健康な大人でも容易に不安定なる
●私的領域という海に浮かぶ不安定な小舟
●生物にとって「言葉」はまだまだよちよち歩きの道具
●本音、本心とはなにか?
・“人格者“も例外ではない
・あの“神様”もおかしくなった‼
●“ドーダ”が生み出す「言葉」に振り回される
・偉人たちも“ドーダ”や不全感から自由ではない?
●人間は他人に因縁をつけることで自分を満たそうとする
・因縁づけに利用される「言葉」
・「ニセ神」化する人間
●『星の王子さま』は意味深な言葉で支配された
●言葉には現実を変える力がある?
●「現実を変える力のある言葉」とは、「神の言葉」であって「人間の言葉」のことではない
●「物理的な現実」は主観をねじ伏せるようにたち現れる
●「心技体」ではなく、「体技心」
●人間の言葉はすべて戯言! そのまま受け取ることはとてもできない

第4章 振り回されやすさのメカニズム
    ——愛着不安、トラウマ

●他人の言葉に振り回される不安の正体
・他人に自分を見抜かれる不安
・自分だけが知らない盲点があり、「他人から指摘されるかも」という不安
・不意打ちされる不安
・独りよがりな人間と思われたくない~見捨てられ不安
●「言葉に振り回される」に潜む、愛着不安(愛着障害)、トラウマ
●愛着不安とはなにか?
・愛着不安を抱えるとどんな影響が出るのか?
・充足できていない愛着を他人の「言葉」で埋めようとする
●トラウマとはなにか?
・夫婦げんかはトラウマの原因となる
・愛着不安や学校でのいじめ
・注目されてこなかった日常のストレスによるトラウマ
●トラウマにより生じる「過剰適応」
・肥大化したままの他者イメージ
・人間を立派なもの、すごいものだと思っている
・物事を過度に深刻に受け止めてしまう
・家族の不全感に巻き込まれてきた影響
●共感しすぎる
・自他の区別の弱さ
・過剰な客観性
・自分の基準が信頼できない
●「耳の痛い話ほど、受け止めなければならない」と感じている
・罪悪感(ニセの責任)を免責されたいがために、他人の「言葉」に執着する
・自分がない、自分の「言葉」がない
●「自分の言葉」を取り戻せ!

第5章 言葉はスルーしてはじめて命が宿る
    ——スルースキルで自分の言葉を取り戻す

●他人に振り回されない「自分の言葉」を取り戻せるのか?
●ある大企業の社長は指示の8割をスルーしてきた?
・できる社員はやり過ごす
●経営者が書いた本を真に受けてはいけない
・“経営の神様”も経営者都合だった‼
●封建時代にもあった「やり過ごし」
●中国の皇帝もスルーされた⁉
●他人の言葉をそのまま受け取らないのは自然なこと
・日常生活でもある「やり過ごし」の機能
●親しき仲にも礼儀あり~やり過ごすと「公的領域」が機能し始める
・「やり過ごす(スルーする)」とは、反抗や敵対することではない
●言葉をスルーせずに、そのまま受け取ったらうまくいくのか?
・スルーするとは「文脈」に従うこと
●なぜ、Bさんは一生懸命話を聞いているのに、「聞いていない」と言われるようになったのか?
●言葉と文脈が「ルビンの壺」のようになる
・文脈とは、基本的に「自分の文脈」として統合されていくもの
●相手の頭の中を覗いてはいけない
●スポーツ選手もやり過ごす
●日常生活での人間関係ならもっと自分の文脈でスルーする
・髪型や服装も家族の言葉に振り回されているJ子さんも構造を見ればよくわかる
●「暗黙のしくみ」は言語化されない
●ベテランの医師やカウンセラーも言葉をスルーしている
●人の言葉はスルーしないと聞くことができない
●言葉をスルーするとは、自分主体で意味や価値を創造していく営み

第6章 もう他人の言葉に振り回されない!
    ——スルースキルを身につける

●人間の言葉の“実際”を知る
●“つくられた事実”に注意する
●「自分の文脈」を意識する
●内面化されている「他人の文脈」を「自分の文脈」に統合、編成し直す
●他人の言葉がつくり出した「“偽物の”自分」も洗い出してみる
●「自分の文脈」を育む
●他人の機嫌をうかがったり、頭の中を覗き込まない
・意識のBluetoothを切断する
●相手に寄り添わない、共感しない
・「公的領域」を自らつくり出す
●言葉を身体の中に入れない。“玄関先”“応接フロア”で聞く
●意味深で、もっともらしい話はバッサリと切り捨てる
●「ガットフィーリング」で判断する
●「You are NOT OK.」は要注意
●ローカルルール(偽ルール)に巻き込まれない
●他人に干渉する筋合い(権利)は誰にもないということをあらためて知る
●言葉と戯れる~言葉をいい加減に使う
●どうしても振り回されてしまう場合は、"感覚”を返す
●他者とともにあるために、自分らしくあるために

Author著者について

  • 心理カウンセラー、公認心理師。大阪生まれ。大阪大学文学部卒、大阪大学大学院文学研究科修士課程修了。公在学時よりカウンセリングに携わる。大学院修了後、大手電機メーカー、応用社会心理学研究所、大阪心理教育センターを経て、ブリーフセラピーカウンセリング・センター(B.C.C.)を設立。トラウマ、愛着障害などのケアを専門にカウンセリングを提供している。

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