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マーケティング・コンサルタントにしてネットビジネス辛口批評家の著者が指摘する、インターネット・ビジネスの「勘違い」や「間違い」の数々。
●もくじ
第1章 IT革命にまつわること
1 日本のIT革命は前途多難
2 日本語はローカルな言語である
3 IT革命の日米格差の原因の一つは行政にあり?
4 インターネットの普及による光と影
5 インターネットの女性人口が増えているというけれど
6 インターネット統計のワナ
7 インターネットと中小企業や農業関係は相性が良い
8 行政のホームページは自治体によってデキはバラバラ
9 インターネット経済という考え方
10 通信料金が下がれば日本のEコマース市場は拡大するか?
第2章 技術に関すること
11 技術のための技術に陥ってはいけない
12 リッチメディアとネットビジネスは相性が悪い
13 デジタルコンテンツの是非
14 インターネット・ビジネスの決済方法はどうなるのか
15 ショッピング・バスケットだけが立派ではいけない
16 情報システム部にネットビジネスを任せてはいけない!
17 ソリューション、ソリューションと言うけれど
18 自称「シップス」にご注意!
19 「プッシュ」と「プル」を使い分けよう
第3章 業界別の問題点
20 コンビニECのでき栄えは?
21 マルチメディア端末はコンビニEC計画の目玉になれるか?
22 百貨店はECが下手
23 スーパー業界にEコマースが与えるインパクト
24 日本のネットでは苦戦している通信販売業界
25 書店はウェブ向きの業界
26 日本のがん具EC業界はまだまだこれから
27 日本のファッション業界のECサイトは努力不足
28 総合商社はBtoCが苦手
29 ECと駅の連携は無理がある?
30 化粧品メーカーの「建前」はもう崩れている
31 家電業界は「内政問題」を抱えている
32 旅行業界はウェブ向き。それなりに成果をあげている
33 エアライン業界のウェブはもっと顧客志向に!!
34 興業チケット販売はネット向き
35 オンライン・トレーディングの利用者が増えた
36 自動車保険業界はウェブによって大きく変わった
37 中小電子商店の現状
38 大企業のECサイトはなぜことごとく失敗したのか
第4章 ネットビジネスのコンセプト
39 コンサルティング会社の信用度は?
40 日本のアライアンスは成功するか?
41 ジェネラル志向は失敗の素
42 「何でも誰にでも」の考えを変えよう
43 コミュニティ&コマースは難しい
44 女性向けサイトは数あれど……
45 日本の大企業はもっとやる気を!
46 バーチャル・モールの問題点
47 実店舗も持っていると有利か?
48 CtoCで変わる社会
第5章 ITとライフスタイルの関係
49 世間の風潮に躍らされてはいけない
50 積極的に前に出る運営姿勢を!
51 情報の海で溺れないためには
52 ドッグイヤー、マウスイヤー時代の未来予測
53 IT技術がライスタイル与える影響
54 日本人のITライフスタイル
55 ストレス社会の癒しとは
56 SOHOの現状
57 ITが影響するビジネスの盛衰
58 リアルとバーチャルは共存するもの
第6章 企業とネットビジネスの関係
59 自分で使ってみなければわからない
60 ネットで営業スタイルも変わる
61 企業ホームページ進化論
62 ベンチャーの成功条件とは
63 ベンチャーを阻む意外な要因
64 お姉さんベンチャーというブーム
65 オジサンベンチャー頑張る
第7章 メールの正しい使い方
66 Eメールの使い方のルール
67 パミッション・マーケティングを実践しよう
68 メールのプレスリリースもリスク管理を!
69 いらないメールのあれこれ
70 Eメールはマーケティングの最強ツール
第8章 ネット時代に必要なこと
71 なぜ日本でIT革命がうまく進展しないのか
72 「E」のワナ
73 マスメディアと一般消費者の温度差
74 アメリカ視察で得るもの
75 情報収集ツールとしてのインターネット
76 ネット時代のビジネスマン像
77 ネットビジネスに必要なセンスとは
78 初心者の視点に戻ろう
第9章 インターネット・ショップの心得
79 使いやすさをちゃんと考えよう
80 ネットビジネスにおけるブランドとは
81 アクセス数が増えないと悩む前に
82 トップページはきれいなだけではダメ
83 ネット小売業独自の成功法則
84 お客さんの固定化に必要なこと
85 関連購買や客単価アップをどうするか
86 口コミを制するための工夫
87 CRMの六つの効用
88 インターネット・リサーチの致命的弱点
89 ネットでの値付けには常識が通用しない
90 売り方の演出の五点セット
●編集担当者より
インターネット・ビジネスにもいろいろありますが、本書は主に消費者向けのネットビジネスにまつわる話をまとめていただきました。軽快で読みやすい文章のうえ、1節は基本的に2Pというほどよい文章量で構成されています。気軽に読めて、しかもためになる本です。
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著者がコンサルティング業務を通じて得た「IT導入に成功するためのノウハウ」をまとめたビジネス本。「何を考えるべきか、どう取り組むべきか」という心構えや姿勢を解説。
もくじ
第1章【ITってなに?~情報化入門編~】
●IT革命って何だろう?
企業における情報化の推進のこと
●ITとハサミは使いよう
目的にあわせて使い方を考える
●情報化のメリットを最大限引き出すには?
仕事の仕方を変える必要がある
●情報化の取り組み方
お金かければ良いわけじゃない
●情報機器はどうのように使う?
成功のキーは「つなぐ」と「ためる」
●ネットワークで「つなぐ」とこれができる!
物理的な距離がなくなる、スピードが違う
●情報を「ためる」こととはどういうことか
ためた情報をどう活用するかが非常に重要
●儲けるための第一歩
まず目的や期待効果を明確にする
●使える情報はこうして探す!
5W1Hの基本を忘れずに
第2章【あなたの会社にもIT革命~情報化への心構え~】
●情報化すると変わるものとは?
ITの影響はさまざまなところに出る
●情報化するとここが困る(1)
仕事が無くなる?
●情報化するとここが困る(2)
フェース・トゥ・フェースのコミュニケーションがなくなる?
●情報化するとここが困る(3)
飲み会がなくなる?
●情報化するとここが困る(4)
後戻りできない!
●情報化すると何が得られるか?
情報化の投資効果はこう考える
●最近流行りの情報化はこれだ!
IT関連用語をチェック!
■CRM
■SFA
■SCM
■KM
■ERP
●情報化はみんなのために
社長のリーダーシップと社員のオーナーシップが大切
●ソリューションは売ってない
どうしたらいいかは自分で考える
第3章【あなたの会社にもIT革命~情報化実践編~】
●いつから始める情報化?
思い立ったら吉日
●どこから始める情報化?
気になっているところから始めよう
●何が必要? いくらかかる?
規模別の情報化とは
■小規模の場合
■中規模の場合
■大規模の場合
●情報化にはどんな人材が必要なの?
コンピュータの知識より大切なことがある
●プロジェクトチームを作ろう!
「トップ」と「プロジェクトリーダー」をはっきりさせる
●プロジェクト・リーダーを生かすコツ
リーダーが力を発揮できる環境作りが大切
●プロジェクト・メンバーを生かすコツ
オーナーシップの育む環境作りを!
●ITの専門家はいつから必要?
具体的な設計や情報機器の選定段階で相談しよう
●情報化へはこうやって取り組もう!
IT導入のためのステップ
●生きた情報の使い方を考えよう!
情報についてどのように考えるべきか
第4章【あなたの会社にもIT革命~情報化その後~】
●良い失敗と悪い失敗
失敗から復活するキーは、目的と効果を明確にすること
●悪い失敗は何のせい?
目的と責任者をはっきりさせよう
●止められない情報化
一度始めたら後戻りはできない!
●情報化を続けるために
運用コストは導入コストよりかかる
●情報化へのプロローグ
退く勇気も大切
第5章【実践のキーポイント……あなたの悩みに答えます!】
●情報化導入のポイントと対策
実践におけるキーポイントをQ&A形式で解説
Q1 情報化の検討は前からしているのですが、いっこうに導入にとりかかれないのです……
Q2 導入は決まったのですが、経営陣への説明や承認に時間がかかり、なかなか前へ進めません
Q3 情報化を社内に浸透させるコツはなんですか?
Q4 社員が情報化に抵抗するのですが、どうすればよいのでしょうか?
Q5 プランニングで失敗しないコツは何ですか?
Q6 導入後はどのようなアクションをとらなければならないのでしょうか?
Q7 社員に使ってもらえるシステムにするためにはどうすればいいのでしょう?
Q8 年配社員がパソコンを使おうとしないため、情報化によって部下の負担が増えてしまいました……
Q9 社員がほとんど情報化に対して素人なのですが、うまくいくのでしょうか?
Q10 情報化して、余計に作業が増えた気がするのですが?
Q11 情報化のための社内教育は受けたのですが、いざ使ってみるとわからないことがたくさん出てきて仕事が進まないのです……
Q12 とりあえず導入はできたのですが、今後情報システムを充実させるためには、どういう工夫が必要なのでしょうか?
Q13 ベンダーやコンサルティング会社はどう付き合えば良いのでしょうか?
Q14 情報化したのですが、仕事そのものはなかなか変えられないのですが……
編集担当者より一言
ITを切り口としたビジネスの心得の本です。会社の規模にかかわらず、経営者や幹部の方にぜひお読みいただきたいです。
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日本IBMの中堅・中小企業担当者がやさしく解説。
IT時代を勝ち残るためのB to B(企業間電子商取引)への取り組み方!
●もくじ
序章 e-ビジネスをはじめよう!
01 e-ビジネスで世の中は変わりつつある
02 そもそもe-ビジネスとITって何だろう
03 e-ビジネスの目的や効果は?
第1章 e-ビジネスでビジネスはどう変わるのか
04 ビジネス・コミュニケーションが変わる
05 まずECの定義を押さえておこう
06 スムーズに情報が流れるために「e-連鎖」
07 「e循環」が始まる
08 ECによってすべてがつながる
09 企業連合で「バーチャル・ファクトリー」が誕生
10 はじめている企業はこんなに儲かっている
第2章 BtoBをはじめるために
11 中堅・中小企業こそ簡単に導入できる
12 中堅・中小企業にとってのBtoB
13 ホームページを活用しよう
14 e-ビジネスの目的と効果を考えておく
15 e-ビジネスの敷居は高くない
16 ビジネス・プロセスの再確認をしよう
17 割り切りと即断即決が大切
18 損益分岐点をベースに目標設定を明確にする
19 e-ビジネスに段階的に挑戦しよう
第3章 e-マーケットプレイスを活用しよう
20 e-マーケットプレイスとは?
21 BtoBの種類は四つ
22 e-マーケットプレイスの種類と機能は?
23 e-マーケットプレイスの売買方式の種類は?
24 売買成立後の付加価値サービス
25 e-マーケットプレイスの事例を見る
26 インフラとしてのe-マーケットプレイスとは?
27 良いe-マーケットプレイスの条件とは?
第4章 各ビジネスプロセスにおけるe-ビジネス
28 ビジネス・プロセスとe-ビジネス
29 「出会い」におけるe-ビジネス
30 「交際/交渉」におけるe-ビジネス
31 「約束」におけるe-ビジネス
32 「実行」におけるe-ビジネス
33 「関係の維持」におけるe-ビジネス
34 買い手の立場に立った各ビジネス・シーンのe-ビジネス
第5章 基幹業務システムの重要性
35 基幹業務とe-ビジネスをどう連携するか
36 基幹業務システムとは?
37 基幹業務システムの整備で得られる効果は?
38 中堅・中小企業における基幹システムとは?
39 情報系システムとは?
40 e-ビジネス時代の基幹業務システムとは?
41 e-ビジネスと基幹業務システムの連携方法
42 基幹連携をするときの問題点とは?
43 ERPシステムとは?
44 EAIとは?
45 XMLとは?
46 ASPとは?
47 ASP事業者とはどのようなものか
第6章 CRMとSCMへの取り組み方
48 CRMとSCMとはどのようなものか
49 顧客価値を創り出す仕組みとは?
50 CRMの導入で得られるメリット
51 CRM実践のポイントは?
52 ワン・トゥ・ワン・マーケティングとは?
53 SCMという考え方
54 発注の段階的自動化をどう進めるか?
55 SCMが成功したらビジネス・プロセスはどうなる?
56 BIとは何か?
57 ナレッジ・マネジメントとは何か?
58 SCMの課題とは?
第7章 e-ビジネスで成功する十カ条
その一 やることをはっきりさせよう
その二 割り切りが大切
その三 本業の業務知識は非常に大切
その四 スピード重視……とにかくやってみよう!
その五 失敗をおそれるな
その六 船頭は多からず少なからず
その七 偉い人を巻き込め!
その八 使う人の立場になって
その九 テクノロジーにこだわるな
その十 模範解答はない
第8章 e-ビジネス導入成功の現場
●チューリッヒ保険
●トラボックス
●オムロン フィールドエンジニアリング
●ビービーエレ・ドットコム
●編集担当者より一言
『中堅・中小企業のためのIT時代を勝ち残る図解IBMのe-ビジネス』に続く、e-ビジネス解説書の第2弾です。今回はより実践的、具体的内容になっています。前作とあわせてどうぞ。
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従来の日本経済システムと自由経済システムの相違点と対立点を明確にし、まもなく訪れる未来を予測し、あるべき日本の姿を描き出そうとする「ジパン戦記」シリーズ。
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