マンガ+専門解説で、共感と納得の嵐!
マンガで「あるある」共感!
臨床経験30年以上、本田先生の解説で安心・納得!
「そそっかしい子」を叱らずにサポートして
子どもも親もグッとラクになる!
この本は、ADHD(注意欠如多動症)の子どもたちの姿をマンガで描き、保護者や学校の先生方、各種施設の支援者の方々が、理解を深められるようにまとめた一冊です。
「注意欠如多動症」という名前のとおり、「不注意で忘れ物やなくし物が多い」「気が散りやすい」「じっとしているのが苦手」といった特徴が見られます。ただし、その表れ方は子どもによってさまざまです。「不注意はあるけれど落ち着きのある子もいれば、不注意はあまりないものの、じっとしているのが苦手な子もいます。
ひと口に「ADHD」と言っても、「子どもたちの姿はじつに多彩「です。
この本では、そんな子どもたちの「ADHDあるある」な16ケースを紹介しています。
なかには、お子さんに当てはまる項目もあれば、そうではない項目もあるでしょう。
「ADHDの特性があるなら、こういうことが苦手だろう」と決めつけるのではなく、子どもの行動を見ながら、「「この子はどんなことで困っているんだろう」「どんなサポートをすればラクになるだろう」と考えていってほしい「と思います。
(「はじめに」より)
目次
はじめに ADHDの子育てでは、メリハリが大事ですPrologue「ADHDの子に一番大切なこと」
この本の読み方 そそっかしい子の行動を理解し、対応するには?
ADHDのキホン そもそもADHDとは?
■CASE1 うっかりミスが多い
・解説「せめてこれくらい」はNGワード できたらラッキー!くらいに考えよう
■CASE2 忘れ物が多い
・解説 いざというときだけ一発勝負! 集中して頑張ればいい
Column1 不注意は努力のせいではなく「能力」の問題?
■CASE3 片づけるのが苦手
・解説「散らかしてもいい場所」や「大事なもの」ボックスをつくろう
■CASE4 入浴や歯みがきをサボる
・解説 スキあらばサボるので、声をかけるより手伝ってしまおう
■CASE5 切り替えがうまくできない
・解説 「ここでやめられる?」と区切りのタイミングで声をかける
■CASE6 時間にルーズ
・解説 多少の遅れは許容しつつ、要所が押さえられればOKとする
Column2 「トリプルパスウェイモデル」で特性を考える
■CASE7 授業中に立ち歩く
・解説 背景をふまえて気が散りにくい工夫を。成長につれて落ち着いていきます
■CASE8 夏休みの宿題が終わらない
・解説 夏休み前半は割り切って遊ばせて、ラストスパートをかけてもいい!
Column3 ピンチになったら、行動の「スイッチ」が入る?
■CASE9 説明を最後まで聞かない
・解説 早まる子には、具体的な指示や「ペースメーカー」が必要です
■CASE10 話を聞いていない/姿勢が悪い
・解説 話自体を聞けていない子には文字情報を渡してサポートする
■CASE11 思いつきで発言する
・解説 授業中の発言ルールを説明し、忘れたら板書や声かけで気づかせて
■CASE12 叱られても反省しない
・解説 あっけらかんとしても叱りすぎず、「次は頑張ろう」と切り替えて
Column4 「特性を言い訳にしている」と指摘されたら?
■CASE13 おこづかいを初日に使い切る
・解説 ルールを見直して「都度交渉」に変えてしまうのも一つの手
■CASE14 家族のお金を取ってしまう
・解説 カギのかかる引き出しに入れたりお金に手を出せない環境に変えて
Column5 叱り続けても効果はなし! 「環境調整」で解決する
■CASE15 手抜きをする(誤解)
・解説 叱るよりもサポートすることでミスを減らせる可能性はあります
■CASE16 不器用
・解説 その子が扱いやすい道具やだらしなく見えない服に替えよう
Column6 大人が注意しすぎると二次障害が起きることも
おさらい 子育てで大事な「メリハリ」のつけ方を振り返る
Epilogue 「『いい親』に見えなくてもいい!」
まとめ 自閉スペクトラム症とADHD、それぞれのポイント
After Talk 「要求のハードルを下げるのは難しい」の声にお応えします!
「それでも『親の葛藤』は続く……」
おわりに ADHDの大人たちの体験を次の世代へ生かして
【発行】バトン社/【発売】フォレスト出版
著者について
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信州大学医学部子どものこころの発達医学教室教授・同附属病院子どものこころ診療部部長。長野県発達障がい情報・支援センター「といろ」センター長。
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精神科医。医学博士。1988年、東京大学医学部医学科を卒業。東京大学医学部附属病院、国立精神・神経センター武蔵病院を経て、1991 年から横浜市総合リハビリテーションセンターで20年にわたり発達障害の臨床と研究に従事。2011 年、山梨県立こころの発達総合支援センターの初代所長に就任。2014年、信州大学医学部附属病院子どものこころ診療部部長。2018年より信州大学医学部子どものこころの発達医学教室教授。2023年より長野県発達障がい情報・支援センター「といろ」センター長。発達障害に関する学術論文多数。日本自閉スペクトラム学会理事長、日本児童青年精神医学会理事、日本自閉症協会理事、日本授業UD学会理事。
著書に『発達障害・「グレーゾーン」の子の不登校大全』(バトン社)、『発達障害 生きづらさを抱える少数派の「種族」たち』『子どもの発達障害』『学校の中の発達障害』『知的障害と発達障害の子どもたち』(以上、SB新書)などがある。












