知られざる「ミネラル不足」の食卓
現代食品の3つの問題点は、①惣菜・レトルト・冷凍食品など、ミネラルが溶け出た水煮食品の増加
②加工食品に多用される食品添加物・リン酸塩によるミネラル吸収の阻害
③油・砂糖・塩など、ミネラルを抜かれた精製食品の増加
による「ミネラル不足」です。
それにより、多様な現代病が生じている一方で、
ミネラルの補給によってさまざまな症状が改善することを
実証的に解説しました。
たとえば、ミネラル補給は、
アスペルガー症候群や高機能自閉症など、
現代医療ではよくならないとされている子どもの発達障害についても
劇的な効果を挙げているという事実があります。
さらに成人においては、
さまざまな病気(うつ病、アトピー性皮膚炎から糖尿病)が
治癒していくという実例も出ています。
「食品と暮らしの安全基金」とは?
1984年に設立された市民団体。2004年に「日本子孫基金」から「食品と暮らしの安全基金」に名称を変更。
同年に東京弁護士会から「人権賞」を授与される。
ポストハーベスト農薬の全容解明、環境ホルモンの使用削減など、
科学的データをもとに数々の実績を挙げるなど、
その活動は各方面で高く評価されている。
*本書は『食べなきゃ、危険!』(三五館、2010年刊行)を一部加筆・修正した新装版です。
著者について
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1950年、岡山県生まれ。1984年に「日本子孫基金」を設立、ポストハーベスト農薬の全容解明など、食品の安全を守る活動の第一人者。月刊誌『食品と暮らしの安全』誌上に連載し、大反響を巻き起こした「ミネラル・キャンペーン」の集大成が本書である。
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大妻女子大学家政学部児童学科卒業後、幼稚園、学童保育所に勤務。女子栄養大学「栄養と料理一般講座」を修了。NPO法人「食品と暮らしの安全基金」勤務を経て、「子どもの心と健康を守る会」を設立。月刊誌『食品と暮らしの安全』などで、発達障害、低体温、うつ症状、睡眠障害などのミネラル補給による改善例を発信。食生活相談と心のケアの両面からの家庭教育相談、ミネラル補給法などの講演活動を展開している。
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