「なぜ、あれは当たって、これは外れるのか」
エンタメに関わる人なら、誰もが一度はぶつかる問いです。しかし、その答えはこれまで“なんとなく”でしか語られてきませんでした。本書のすごさは、その曖昧な領域に踏み込み、エンタメビジネスの構造そのものを言語化している点にあります。すべてのクリエイター・編集者・プロデューサーのみならず、エンタメ業界に関心のあるビジネスパーソンにこそ読んでほしい1冊です。
POSTED BY寺崎
「エンタメは儲かる」
――その常識は、幻想にすぎないのか?
ゲーム、アニメ、漫画、音楽。日本が世界に誇るエンタメ産業は、いま国家戦略の中核として
かつてない期待を背負っている。
しかしその裏側で、現場では何が起きているのか。
なぜ、ビジネスに長けた人間ほどエンタメで失敗するのか。
なぜ、データ分析もマーケティングも通用しないのか。
なぜ、「売れるはずの作品」が当たらないのか。
本書は、その“違和感”の正体を暴く。
エンタメビジネスとは、
本質的に「再現不能な投資」である。
ヒットは設計できない。
成功はコピーできない。
合理性を突き詰めるほど、熱狂は失われる。
にもかかわらず、
多くの企業や投資家は「ビジネスの論理」を持ち込み、
ことごとく失敗していく。
そこにあるのは、
「作る人」と「お金を出す人」の決定的なすれ違いだ。
さらに、原作枯渇、IP依存、
安全志向によるクリエイティブの停滞――
エンタメ産業は今、構造的な限界に直面している。
では、どうすればいいのか。
本書はその問いに対し、
3つの現実的な突破口を提示する。
・クリエイターエコノミー
・ブランドという資産
・低コスト・少人数制作
そして最も重要な結論に辿り着く。
ヒットは、効率からは生まれない。
“無駄”の中にこそ、熱狂は宿る。
エンタメに挑むすべてのビジネスパーソンへ。
そして、創作と商業の狭間で苦しむすべてのクリエイターへ。











