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書籍

リスク管理のスペシャリストが教える、仕事のミスを防ぐ「思考法」。

仕事のミスは、この思考で9割防げる

伊豆原 孝 著

1,980円(税込)
自己啓発/ビジネススキル BOOK Kindlekobokinoppy
仕事のミスは、この思考で9割防げる
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著者の伊豆原さんは、日本を代表する保険グループで39年間、経営の最前線でリスク管理に携わり、グループCRO(最高リスク責任者)を務めた人物です。リスク管理と聞くと、自分には関係ないと思いがちですが、実は私たち個人の仕事のミスをなくし、質を上げる上でとても役立つ思考法なのです。
◆「過去の栄光」リスク――評価されるべきは価値を更新し続ける人
◆「灯台下暗し」リスク――担当している領域が一番見えていない
◆「ゆでガエル」リスク――その心地よさにご用心
◆「良かれと思って」リスク――善意の行動が裏目に
◆「やってるふり」リスク――形式だけのアクションになってないか?
などなど、誰もが陥りやすい「仕事の落とし穴」を可視化し、今日から使える実践的なミス回避法を解説してくださいました。
キーワードは、「信じたいこと」ではなく、「見えていること」に目を向ける。
著者の伊豆原さんが企業経営で培った「リスク管理」のフレームワークを使って、すべてのビジネスパーソンが仕事で使える思考法として体系化した1冊に仕上がりました。

森上

POSTED BY森上

【仕事ができる人は、
「能力」ではなく「リスクの見方」が違う】

「なぜ、同じようなミスを何度もしてしまうのか?」
「なぜ、問題は起きてからしか気づけないのか?」
「なぜ、慎重に進めたはずなのに失敗するのか?」

その原因は、
能力不足ではありません。
「見えているつもり」で
仕事をしていることにあります。

本書は、
日本を代表する保険グループで39年間、
経営の最前線でリスク管理に携わり、
グループCRO(最高リスク責任者)を務めた著者が、
企業経営で培った「リスク管理」のフレームワークを、
すべてのビジネスパーソンが
仕事で使える思考法として体系化した一冊です。

リスク管理というと、
事故や災害、不祥事を防ぐための
専門知識だと思われがちです。

しかし、
本来のリスク管理とは、

「未来を予測し、失敗を未然に防ぎ、
より良い判断をするための技術」

です。

つまり、

◎仕事のミスを減らす
◎優先順位を間違えない
◎判断ミスを防ぐ
◎トラブルを未然に回避する
◎いざというときも冷静にリカバリーする

ための「考える技術」なのです。

本書では、

◎なぜ人は同じ失敗を繰り返すのか
◎仕事ができる人は何を見て判断しているのか
◎「現在地」を正しく把握する方法
◎リスクを数字で見える化する技術
◎最悪の事態を想定しても前向きに行動できる考え方
◎リスクを恐れず、適切に挑戦する思考法
◎チーム全体のミスを減らすリーダーの習慣

など、
企業のリスク管理で実際に使われている考え方を、
豊富な実例とともにわかりやすく紹介します。

さらに、

◎「過去の成功体験」リスク
◎「ゆでガエル」リスク
◎「声の大きい人優先」リスク
◎「やってるふり」リスク
◎「みんなで渡れば」リスク

など、
誰もが陥りやすい
「仕事の落とし穴」を可視化し、
今日から使える実践的なミス回避法も解説しています。

仕事で本当に差がつくのは、
「問題が起きた後の対処」ではありません。
問題が起きる前に、
その兆しに気づける人です。

都合の良い解釈は、
都合の悪い現実に勝てません。

仕事で成果を出し続ける人ほど、
「見たくない現実」を冷静に見つめています。

本書で身につくのは、
単なるミス防止術ではありません。

人生とキャリアを長く守り、
成果を積み重ねていくための
「一生使える思考法」です。



こんな方におすすめ

◎仕事で同じ失敗を繰り返してしまう
◎判断ミスや見落としを減らしたい
◎仕事の優先順位づけが苦手
◎部下やチームのミスを減らしたい管理職
◎リスクを恐れて一歩踏み出せない
◎成果を出し続ける人の思考法を学びたい

仕事の質は、
「能力」よりも「考え方」で決まります。

リスク管理のプロだけが知っている
「失敗しない思考法」を、
あなたの仕事にも取り入れられる1冊です。



気になる本書の内容

本書の目次は以下のとおりです。

はじめに

第1章 なぜ人は同じ過ちを繰り返すのか?
――ビジネスの現場に潜む“見えない落とし穴” 

 都合の良い解釈は、都合の悪い現実に勝てない
  そのミス、ホントに想定外だった?
  「楽観」と「身勝手な考え」が引き起こしたトラブル
  「信じたいこと」ではなく、「見えていること」に目を向ける勇気
 まだ上があると思ったときには、すでにピークを過ぎている
  「今回は別」の罠
  ポジショントークの罠
  立場によるポジショントーク
  「ポジションが現実を見る目を変える」というリスクにご用心
 「ヤマ勘ドライブ」は、いつか大事故につながる
  高を括って、過信して失敗する
  ヤマ勘ドライブの末路
  人はなぜ「ヤマ勘」に頼るのか?
 「1分」の確認を惜しむ人が、「1日」を棒に振る
  生産性を最優先するときの罠
  こちらに非がなくても、トラブルは発生する
  都合の良い解釈がミスを生む
 「ま、いっか」という心のささやきが思考を止める
  そのトラブル、本当に想定外だったのか?
  「起こらないことにしておこう」という思考停止
  都合の良い前提は、都合の良い未来しか見せてくれない
 「習慣」は人を守ってくれる、時に人を陥れる
  「習慣」に潜む落とし穴
  仕組みは存在していたのに、機能していなかった!?
  「習慣に対する健全な疑問」を持つ

第2章 リスク管理は、なぜ仕事に効くのか?
――リスク管理の持つ三つの機能を活かせ

 仕事のミス防止に必要なのは「この三つ」だけ
  判断プロセスに、自分を俯瞰してみる視点があるか
  リスク管理は、自分を俯瞰するための「思考のナビ」
 【1】現在地を知る
  カーナビが教えてくれることには、限りがある
  現在地が同じでも、結果は同じにならない
  「他人が見ている自分」と「自分が見ている自分」は大違い
  「わかっているつもり」が生むズレ
  「自分のことを一番知っているのは自分」という思い込みを手放そう
  「自分の現在地」を知る人だけが、正しい方向に進める
  資源を無視すると、努力は空回りする
  現在地を知るとは、現実を直視すること
 【2】目的地を決める
  「目的地」がわからない運転ほど、危険なものはない
  仕事は「何をやるか」よりも、「どこを目指すか」で決まる
  目的地が変わっても気づかず、走り続ける人の末路
  なぜ目的地が変わっても、走り続けてしまうのか?
  「走り続ける力」より「方向を確かめる力」
  「目標」を見て「目的」を見ない人が陥る落とし穴
  「見たくない現実を直視しない」ことで生じる誤った判断
 【3】行程にあるリスクを察知する
  特別警報も出しすぎると、特別でなくなる
  オオカミ少年症候群
  律儀にルールを守る人がハマる落とし穴とは?
  時代遅れのルールに翻弄される人たち
  安全装置がいつの間にか思考停止装置に変わる
  時間をかけてつくった工程表が機能しない三つの理由
  【理由1】細かすぎて「読む気」が起きない
  【理由2】「誰かが見ているはず」という安心感が生まれる
  【理由3】詳細であるほど、外部のチェックが利かなくなる

第3章 現場で使える「リスク思考」の技術
――誰でもすぐに使える「行動支援ツール」たち

  「わかったつもり」を行動に変える
  六つの行動支援ツールたち
 【1】リスクを洗い出し、評価する──リスクアセスメント
  リスクアセスメントで優先順位を決める
  専門家であるほど、見えなくなるリスクがある
  美しい資料に隠された「悪魔」を探せ
  悪魔は細部に宿る
  美しい資料の裏側に潜む不都合な真実
  見るべきは「書かれていること」ではなく、「書かれていないこと」
 【2】不確実性を「数字」で捉える──リスクの定量化
  数字で計ると、アクションが見えてくる
  リスクの測定がもたらす価値
  測定できないリスクなど、この世に存在しない
  数字が見えると、人は動き出す
  数字は、時に人を欺く「仮面」となる
  数字は「天使の顔をした悪魔の仮面」
 【3】最悪のシナリオを「疑似体験」する──ストレステスト
  最悪を想定すると、備えが見えてくる
  100点を取るためには、120点の準備をせよ
  120点の準備が200点になるとき
  数字で表し切れないリスクを見落とすな
  本気の準備がミスを撲滅する
  どれだけ自分を信じていても、1%の疑いは手放すな
  「大丈夫ですよ」と即答したものの……
  自信は成長の証だが、確信は思考を止める
  1%の疑いが、あなたを守る
 【4】攻めと守りの境界線を数字と言葉で定義する──リスクアペタイト
  「リスクを取る基準」を決める
  まじめすぎる人ほど、自分の限界を言語化しておく
  失敗をなくすのではなく、許容範囲を決める
  リスクの取り方は、「捨てられないものの数」を見ればわかる
  リスクアペタイトとは「線を引く力」
  捨てないことで埋もれてしまうもの
  捨てる人が手に入れるもの
  リスクを怖がり何もしないことが、最大のリスクと心得よ
  取らないことのリスク
 【5】見えない脅威を「予兆」から捉える──潜在的リスク管理
  見えていない変化に気づけるか?
  「安全地帯にいる」という錯覚が、リスクという落とし穴を呼び寄せる
  消え去ったプロフェッショナルと、沈みゆく「今の当たり前」
  次なる波を読み解き、自身をアップデートし続ける
  門外漢が見つける「小さな違和感」こそ、リスクのサイン
  新入社員が直面した「職場の常識」
  内部の人が気づかない「組織の病」
  「外部者によるアセスメント」としての門外漢
  アップデートされない価値観が、思わぬリスクを引き起こす
  昨日の常識が、今日の非常識に変わる瞬間
  損保業界を揺るがした「内なる常識」の崩壊
  自分たちの現在地を知る「対外開示可否診断」
  常に自己をアップデートしよう
 【6】組織の「OS」がリスク管理の実効性を決める──リスクカルチャー
  仕組みを活かす「基本ソフト」
  リスクカルチャー構築の三つの視点
  組織文化はリーダーの言葉ではなく、リーダーの行動で決まる
  言っていることは建前、やっていることは本音
  言行一致がリーダーの鉄則
  「言えない空気」がリスクを育てる
  言葉よりも空気が伝わる
  効果的な前提を「育てる」
  リーダーの「そのひと言」が組織のリスク感度を決定する
  組織のリスク感度は、リーダーの感度を超えない

第4章 リスクに名前をつけると、解決策が見えてくる
  「リスクのパターン」に名前をつける効用
 「過去の栄光」リスク──評価されるべきは価値を更新し続ける人
  過去の成功は、判断力を鈍らせる
  気づいていたのに、なぜ変われないのか?
  過去の栄光にしがみつかないために
 「灯台下暗し」リスク──担当している領域が一番見えていない
  「自部署からの内部通報」という衝撃
  自分の足元が、一番見えていない
  自分の足元が見えなくなる三つの理由
  「見えていないこと」を前提にする
 「ゆでガエル」リスク──その心地よさにご用心
  緩やかな変化に気づけない
  自分では気づけない
  だから、自ら環境を変える
 「タコツボ」リスク──組織全体を見渡して判断できているか?
  自分の担当領域だけで物事を考えるリスク
  スポンサーの力を借りる
  願望の持つ力を使おう
 「良かれと思って」リスク──善意の行動が裏目に
  人は、「正しさ」によって判断を見誤ることがある
  「善意」がルールを超える瞬間
  「正しさ」に潜むリスク
  ルールは「制約」ではなく「防弾チョッキ」
 「やってるふり」リスク──形式だけのアクションになってないか?
  代理店新設の目標が「数字をつくる行動」に変質
  「数字第一主義」が招く意味のない労力
  数字の裏側に存在する「実態」に目を向けよ
 「声の大きい人優先」リスク──その沈黙に責任はないか?
  自分の「違和感」を出せない会議
  意見が出ないことへの違和感
  声の大きさが意思決定を歪める構造
  その沈黙に責任はないか
 「みんなで渡れば」リスク──その安心感が落とし穴になる
  同調が生む「安心感」が危ない
  疑問は、いつの間にか消えていく
  安心感が、誰も止められない状態をつくる
  最初の3カ月がカギ
 「いつかやろう」リスク──バカヤローと言われないために
  単なる「先送り」の言い訳!?
  3万円で倒産?
  「気になっていること」は、すでに始まっている
  気になったことを「約束」に変える

第5章 現場で使える「リスク回避スキル」
――リスクを未然に防ぐ9のアイデア

  コストも時間も不要の、確実にミスを減らす9のアイデア
 重要なメールは朝一番に送れ
  受け手の立場になって、メールを送っているか?
  重要なメールは、「いつ送るか」でその後の展開が大きく変わる
  見たくない現実を最も直視できる時間帯とは?
 仕事を頼まれたら、いったんその日のうちに着手せよ
  重たい仕事を「少し寝かせる」危険性
  その日に5分だけ、見えていないリスクを把握する
  今日の5分が、未来の自分を助ける
 今すぐできないことは、「いつやるか」を今決める
  仕事が放置される典型的なパターン
  「いつやるか」をその場で決める
  「後でやる」で終わらせず、「いつやる」を決めるだけ
 ビッグネームほど、「小さな約束」を大切にする
  「小さな約束」を守って、さらに相手を惹きつける
  小さな約束の積み重ねが、信頼を生む
  「一時の大きな成果」より、「日々の小さな約束」の積み重ね
 言葉のキャッチボールには、「電話」を使え
  「テキストのやりとり」に潜むリスク
  電話でのやりとり、テキストでのやりとり、正確に伝わるのはどっち?
  電話でのやりとりの威力
 「たった一つの誤字」であなたの価値が3割引になるとしたら?
  誤脱字を気にする理由
  相手の価値観にも配慮したアウトプットを目指そう
 100点を1日取って終わるより、10点を10日続けよう
  一発屋とコツコツ型
  一発屋のリスク
  コツコツ型のメリット
  たまたま成功したときの心得
 会議は予定時間の半分で終わらせる
  会議の質は、何によって決まるか?
  時間に余裕がある会議のリスク、時間に限りのある会議のメリット
  予定時間の半分を目指す
 ダメな資料は、コストを惜しまず捨て去れ
  ダメな資料にしがみつくデメリット
  方向性がズレた資料は、すべて捨てる勇気を持つ
  「せっかくつくったのだから」という呪いを解く

第6章 リスク管理思考は「考え方の習慣」
 「想定外」は「見て見ぬふり」を積み重ねた代償である

  その想定外、まったく予測できなかった?
  人は「見たい現実」を選び取る
  「見ない」ことが習慣化されると、どうなる?
 小さな違和感は、いったん停止のサイン
  プライベートでは対処するのに、仕事では無視する「小さな違和感」
  違和感を無視する「思考習慣」
  違和感は、こうして消えていく
  最初の小さな違和感、もっと大切に
 たとえ外れたとしても、未来を予想しないよりはずっといい
  未来を見ることへの恐れ
  未来に目を向ける勇気を持つことから始めよう
  見たくない未来も直視しよう
  最悪を想定し、最善を生きる
 失敗は、避けるな。設計せよ
  良いリーダーは「良い失敗」を設計する
  死に至らない失敗を経験させる
  致命傷だけは避ける
 落とし穴を避けて歩くくらいなら、埋めてしまいなさい
  「注意喚起」しても、ミスはなくならない
  「落とし穴そのものを埋める」という発想
  「その道を通らない」という発想
  もう一段上の問い
 中途半端な変化が、一番危ない
  守るのか、変えるのか
  中途半端な変化は、現状維持より悪い
  自分は何者として戦うのか?
 決めるのに悩むのは三流、決めてから悩むのが一流
  とりあえず飛び込む人、慎重に考えて決断を先送りする人
  「判断」ばかりしている人は、前に進めない
  自らの決断を正解にする
 リスク管理とは、詰まるところ「タスク管理」である
  リスクの元は、日常の小さな未処理
  タスク管理は未来からの逆算
  コントロール可能な目標への変換
  リスク管理思考がOSに

おわりに──リスクを直視する人こそが、真の自由を手にできる

Author著者について

  • 元SOMPOホールディングス株式会社グループCRO執行役員(最高リスク責任者)。元・一般社団法人日本損害保険協会常務理事。大阪府立北野高等学校を経て京都大学文学部卒。国際大学大学院国際経営学研究科(MBAコース)修了。日本を代表する大手保険グループおよび業界団体の第一線で39年間にわたって活躍し、特にERM(統合的リスク管理)を専門とする。米国格付会社Standard & Poor’sによるERM評価では、日本の保険会社として当時最高ランクとなる「Strong」の獲得に貢献した。「月曜日が待ち遠しい社員であふれる社会」の実現を目指し、60歳にして社会保険労務士の資格を取得。現在は、企業の組織づくりや管理職育成を支援するマネジメントコーチとして活動するほか、リスク管理・コンプライアンスと組織マネジメントを融合した研修・講演を全国で行っている。人が生き生き働く組織づくりを学ぶオンライン講座「ひといき会」主宰。一般財団法人日本プロスピーカー協会認定シニアプロスピーカー。神奈川県藤沢市在住。休日は妻と合唱や海辺のランを楽しんでいる。
    ◆著者HP https://vento-sp.com
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