フリー経済は、
商品を市場に無料で提供する
全く新しいビジネスモデルであり、経済のモデルです。
この「フリー経済」を知れば、
「なぜ、後発の検索エンジン・グーグルが巨人になれたのか?」
「なぜ、マイクロソフトはグーグルに負けるのか?」
「なぜ、ツイッターがブログに勝てるのか?」
「なぜ、テレビから時報が消えたのか?」
「なぜ、世界の支配者、FRB、巨大金融機関、銀行、国家は『フリーミアム』を使うのか?」
「なぜ、脳は『無料』に惹かれてしまうのか?」
「1913年からFRBが使っていた!」
などのことがわかってくるはずです。
そしてあなたがフリー経済を理解すれば、
●新しいビジネスが展開できるようになる
●無限大の収益を上げる方法がわかる
●フリー経済を味方に付けてビジネスを進められる
●新しい時代の変化に取り残されなくなる
●新しい自分の生き方を見つけることができる
など、フリー経済の中で賢く生きる方法
を見つけることができるはずです。
フリーは権力者だけが使えるビジネスモデルだった!
「フリー」は史上最高のビジネスモデルです。それでは、なぜ突然現れたのでしょうか?
それはインターネットの存在です。
インターネットが生まれ、
ベンチャー投資家のフレッド・ウィルソンが2006年、
無料サービスを提供する「FREE」と
有料サービスを提供する「PREMIUM」を
組み合わせたビジネスモデル「FREEMIUM(フリーミアム)」を
明示したことにより、「フリー経済」は突如現れたのです。
しかし、本当は「フリー」は昔から存在していました。
実は、権力者、銀行、国家、FRBだけが使っていたビジネスモデルなのです。
それがインターネットの発達によって、
誰にでも使える収益モデルとして世の中に現れたのです。
今まで国家や世界の権力者しか使えなかった「フリー」は、
史上最高の収益モデルなのです。
だからこそ、後発の検索エンジンであったグーグルが、
世界一まで登り詰めるのが簡単だったのです。
数少ないフリーの第一人者・苫米地英人とは?
苫米地英人先生は脳機能学者として多くの著書を書かれていますが、実は、計算言語学者としての側面も持ち、
ソフトウエアエンジニアとしてジャストシステム開発部門ディレクター兼基礎研究所所長として
働いていたこともあり、インターネットの専門家でもあります。
また、世界トップクラスの経済学者を多く輩出しているカーネギー・メロン大学博士であり、
三菱地所時代には財務を担当し、ロックフェラーセンターの買収にかかわるなど、
経済・金融の専門家でもあります。
ですから、今話題の「フリー経済」「フリーミアム」に関して、
世界的に見ても第一人者のひとりであると自負されています。
さらに、脳科学の観点からいうと、
「間違いなく脳は『フリー(無料)』という言葉に弱い」
ということを常々主張しています。
なぜ、脳は「フリー(無料)」に飛びつくのか?
「なぜ、脳がフリーという言葉に弱いのか」については、詳しくは本書の中で公開していますが、
脳が「フリー」に弱く、抵抗できないからこそ、国家や銀行、マスメディアが使い、
世界を支配してきたのです。
つまり、フリーは最高のビジネスモデルですが、良いことばかりではありません。
フリー経済を理解していないと、あなたはフリーに支配されることになるかもしれません。
これから世界は「フリー経済」の世界に突入します。
誰もその流れを止めることはできません。
だからこそ「フリー経済」「フリーミアム」を理解し、
生き抜く方法、ピンチをチャンスに変える方法を学んでほしいのです。
目次の一部
・知らないではすまされない!世界を支配する「フリー経済」・フリーミアムのビジネスモデルとは?
・ネット以外にも存在する「フリーミアム」の罠
・やっぱり、「フリーランチ」はない!
・限界費用とフリーランチ
・インターネットの普及で「限界」が通用しなくなった!
・フリーミアムの幻想
・人が持つお金へのホメオスタシス機能
・「無料」が主従関係を逆転させる!
・テレビから時報が消えた理由
・世界の権力者たちが狙う金融工学以後の世界は?
・ツイッターが世界に広まった理由
・ネット上はバイオパワーに支配されている!
・「フリーミアム」を生き抜く3つの方法
・宗教と「フリーミアム」のリスク
・「束縛を選ぶ」という自由
・個人がフリーミアムで生き抜くための方法
著者について
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認知科学者(計算言語学・認知心理学・機能脳科学・離散数理科学・分析哲学)。
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カーネギーメロン大学博士(Ph.D.)、同CyLabフェロー、ジョージメイソン大学C4I&サイバー研究所研究教授、早稲田大学研究院客員教授、公益社団法人日本ジャーナリスト協会代表理事、コグニティブリサーチラボ株式会社CEO会長兼基礎研究所長。
マサチューセッツ大学を経て上智大学外国語学部英語学科卒業後、三菱地所へ入社、財務担当者としてロックフェラーセンター買収等を経験。三菱地所在籍のままフルブライト全額給付特待生としてイエール大学大学院計算機科学博士課程に留学、人工知能の父と呼ばれるロジャー・シャンクに学ぶ。
同認知科学研究所、同人工知能研究所を経て、コンピュータ科学と人工知能の世界最高峰カーネギーメロン大学大学院博士課程に転入。計算機科学部機械翻訳研究所(現Language Technology Institute)等に在籍し、人工知能、自然言語処理、ニューラルネットワーク等を研究。全米で4人目、日本人として初の計算言語学の博士号を取得。帰国後、徳島大学助教授、ジャストシステム基礎研究所所長、同ピッツバーグ研究所取締役、通商産業省情報処理振興審議会専門委員などを歴任。
また、晩年のルー・タイスの右腕として活動、ルー・タイスの指示により米国認知科学の研究成果を盛り込んだ最新の能力開発プログラム「TPIE」「PX2」「TICE」コーチングなどの開発を担当。その後、全世界での普及にルー・タイスと共に活動。現在もルー・タイスの遺言によりコーチング普及後継者として全世界で活動中。苫米地式コーチング代表。
サヴォイア王家諸騎士団日本代表、聖マウリツィオ・ラザロ騎士団大十字騎士。近年では、サヴォイア王家によるジュニアナイト養成コーチングプログラムも開発。日本でも完全無償のボランティアプログラムとしてPX2と並行して普及活動中。
苫米地英人 公式サイト http://www.hidetotomabechi.com/
ドクター苫米地ブログ http://www.tomabechi.jp/
Twitter http://twitter.com/drtomabechi (@DrTomabechi)
PX2 については http://bwf.or.jp/
TPIE については http://tpijapan.co.jp/