超並列脳をつくる「グレインサイズ」とは?
あなたは「もっと仕事のできる人間になりたい」
「スカウティングされるくらい仕事で結果を出したい」
「もっと効率的に仕事ができるようになりたい」
などと思ったことはないでしょうか?
「他人と同じ時間で、数倍の効率(成績)を出す人」
だけが今後評価されていくはずです。
人工知能、計算機科学、脳機能科学によって生まれたメソッド「グレインサイズ」を高めることができれば、 同時に複数のタスクを行う「超並列脳」を作ることができます!
脳機能学者・人工知能の世界的権威が初めて明かすメソッド公開!
超並列脳をつくるトレーニングCD付き!
生産性が低い人のシリアル思考とは?
仕事ができない人、仕事の生産性が低い人には、共通点があります。日常の思考パターンが「シリアルな思考」になっている人です。
実は、ほとんどの人はこの思考に慣れさせられています。
たとえば、三段論法と呼ばれる思考です。
「A>B B>C よってA>C」
「アリストテレスは人間である。人間は死ぬ。よってアリストテレスは死ぬ」
この思考の問題は、1つのタスク処理に手間取っていると他のタスク処理が進まないという点です。
たとえば、「A>B」という処理が証明できない場合、その先のタスクは一切処理できないのです。
しかし、超並列脳の人は、同時に処理を行うので、どんどん生産性が高くなるのです。
そもそも人間の脳は超並列的な処理を得意としています。
脳だけではなく、生体は超並列的に処理を行います。
「仕事をしていたら心臓を動かすのを忘れていた」という人はあまりいないのと同じです。
しかし、超並列処理能力は、シリアルな思考がクセになっていることによって、苦手なものになっているのです。
逆に、
「複数の仕事・プロジェクトを同時並行的に動かすのが得意」
「いくつもの会社を経営している」
「大量の仕事をうまくさばける」
という人は、パラレルな思考になっています。
いわゆる超並列処理能力が高く、大量の仕事もラクラクこなせます。
さらに、家族へのサービスも遊びも充実している人が多いのです。
これは「無意識的にグレインサイズのコントロールが長けている」からこそできる技なのです。
本書では、超並列処理のカギであるグレインサイズ能力を高める方法を初めて公開した本です!
超並列脳をつくるCDと並列読書トレーニング
本書には2つのトレーニングができるようになっています。1つは、CDを使って超並列脳を作るトレーニング音声
もう1つは、ほんの最後についてある、2つの本を同時に読むというトレーニングです。
CDは2つのナレーションを同時に聴きとれるようになるトレーニングで、同時に複数の話を理解できるようになることで超並列脳を作るきっかけになります。
本の最後の特別付録の並列読書トレーニングでは、2つの本を同時に読むトレーニングになっています。
他にも本章の中で多くのトレーニングを紹介しています。
ただ知識を得るだけでなく、実際にトレーニングをして、パラレルな思考・超並列脳をつくるトレーニング実践してみてください。
著者について
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1959年東京都生まれ。脳機能学者・計算言語学者・分析哲学者・実業家。
上智大学外国語学部英語学科卒業。 2年間の三菱地所勤務を経て、フルブライト留学生としてイエール大学大学院に留学。
その後、コンピューター科学の分野で世界最高峰と言われるカーネギーメロン大学大学院に転入。計算言語学の博士号を取得(日本人初)。
現在、株式会社ドクター苫米地ワークス代表、コグニティブリサーチラボ株式会社CEO、角川春樹事務所顧問、米国公益法人The Better World Foundation日本代表。
イエール大学・カーネギーメロン大学在学中、世界で最初の音声通訳システムを開発し、 CNNで紹介されたほか、マッキントッシュの日本語入力ソフト「ことえり」など、多くのソフトを開発。帰国後、三菱地所の財務担当者としても活躍。自身の研究を続ける傍ら、1989年のロックフェラーセンター買収にも中心メンバーの一人として関わった。
また、オウム真理教信者の脱洗脳や、国松警察庁長官狙撃事件で実行犯とされる元巡査長の狙撃当日の記憶の回復など、脱洗脳のエキスパートとしてオウム事件の捜査に貢献。現在も各国政府の顧問として、軍や政府関係者がテロリストらに洗脳されることを防ぐ訓練プログラムを開発・指導している。
近年は、同時通訳者としての経験や脳機能学者・計算言語学者としての見識から生み出した「英語脳のつくり方」プロジェクトが大反響を呼んでいるほか、本業のコンピューター科学分野でも、人工知能に関する研究で国の研究機関をサポートする。次世代P2P型通信・放送システム「Key HoleTV」を開発し、無料公開も行っている。
今春から、自己啓発や能力開発の分野における世界的権威ルー・タイス氏とともに、米国認知科学の最新の成果を盛り込んだ能力開発プログラム「PX2」の日本向けアレンジに着手。日本における総責任者として普及に努めることになった。
一方、格闘家前田日明氏とともに全国の不良たちに呼びかけた格闘イベント「THE OUTSIDER」を運営。また、「神様のパズル」(角川春樹事務所)や「明日使える心理学!テッパンノート」(TBS・毎日放送系列)「ケータイ捜査官セブン」(テレビ東京系列)の監修を務めるなど、多方面で活躍している。
苫米地英人の著書に『残り97%の脳の使い方』『英語は逆から学べ!』『英語は逆から学べ!実践トレーニング編』『頭の回転が50倍速くなる脳の作り方~「クリティカルエイジ」を克服する加速勉強法~』『脳と心の洗い方~「なりたい自分」になれるプライミングの技術~』(フォレスト出版)、『本当はすごい私』(講談社)『年収が10倍アップする 超金持ち脳の作り方』(宝島社)『洗脳』(三才ブックス)、『ドクター苫米地の新・福音書』(講談社)、『スピリチュアリズム』(にんげん出版)、『心の操縦術』(PHP研究所)、『洗脳原論』(春秋社)、『夢をかなえる洗脳力』(アスコム)、『洗脳護身術』(三才ブックス)、翻訳書に『CIA洗脳実験室』(デジタルハリウッド)など他多数。
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