月刊・石井裕之~沢雉会 シーズン6・第17号
いつも、沢雉会から石井先生のCD(DVD)が届いた時、「今月はどんなお話をしてくださるんだろう」とワクワクする気持ちと、「またダメな自分に気がついて落ち込むんだろうなぁ…」という緊張した気持ちで、封を開けます。
封を開けるときは、石井先生が心を込めてお話してくださったものが入っていると思うと、大切にゆっくりと梱包材を解きます。
そして、今回もまた石井先生は私たちに、分かり易いたとえ話をまじえながら、私たちが感じるであろう疑問を想定して、丁寧に何度も確認をしながら、ひとつずつお話を進めてくださるのです。
今回のお話の中で「心は鍛えるものじゃなくて、心は磨くもの」という言葉が一番私の心に響きました。
「磨けば磨くほど、自分のダメな部分や自分の汚い部分が見えてくる。でも、磨いていこうとする気持ちが大切で、自分はなんてダメなんだろう。自分はどうしてできないんだろうと、気がつくということは成長しているということ。」と石井先生はおっしゃったのですが、その言葉を聴いて本当に救われました。
ずっと、自分が成長していないように感じることがあって、自己嫌悪に陥ることがあるのですが、「そうなんだ」と少しホッとしました。
「心を磨く」って素敵な言葉ですね。「磨く」っていう言葉のイメージが「綺麗になる」とか「ピカピカに光る」という感じで、前向きに取り組めます。
石井先生、いつも私たちのためにこんなにたくさんの気持ちを込めてお話をしてくださって、本当にありがとうございます。少しずつでも、成長できるように「心を磨く」努力をしていこうと思います。
関野 真奈美 様 (岡山県 女性 2010年06月15日投稿)