月刊・石井裕之~沢雉会 シーズン1・第3号
今回のトレーニングは今までにない強烈な反発を感じます。自分の感情を抑えることだけでも厳しい。想像力を働かせても浮かんでくるのは上から目線の発想ばかり。許せない相手、嫌いな相手を理解することは頭で考える以上に難しく厳しいです。さらに、嫌な感情をもっていない相手に対してさえも、理解しようという努力を怠っている自分に気付かされました。自分の興味があること以外は理解しようとしない、する必要がないとどこかで思っていて、興味のない話をされたときに、とりあえず話を合わせるために「わかる、わかる」などと言って共感しているふりをする。理解も共感もしていないのに。そういう安っぽいコミュニケーションをしている自分に気付き本当にはずかしくなりました。許せない相手を理解するトレーニングに加え、日常のコミュニケーションの中から偽りの共感を排除していく努力が必要だと感じました。
Hoffnung 様 (群馬県 女性 2009年04月20日投稿)