月刊・石井裕之~沢雉会 シーズン8・第22号
無条件、無目的に自分をぶつけ燃焼させてゆく「創造的行為」と、東京タワーを目指すかのように、目標に向かって小さな一歩を踏み重ねるような「行動への愛」・・・言葉からすると最初は矛盾するように感じていたのですが、やがてふたつが重なり合うかのようなイメージを持ちました。できることをすることが人生に対する小さな愛の始まりであるように感じます。やがてそれが形となっていつか実を結ぶときが来ると信じます。しかし、(自分にとっての小さな)目標を達成した後、湧き上がって来るのは喜びと共に、(ぼくの経験では)その後に来る執着心であるような気がします。これを超えるのがとても難しく感じます。沢雉会の入り口で述べられた先生の「自由であること」という教えが壁のように立ち現れます。振り出しに戻されるかのように感じています。次号からのラストシーズンの学びで、自分が一歩でも成長できるようにがんばりたいと思います。
川島 輪太郎 様 (栃木県 男性 2010年10月25日投稿)